ストレスなどが原因となって、就寝中、無意識のうちに歯ぎしり(ブラキシズム)をしているという場合、歯や歯槽骨、顎などに大きな負担をかけてしまいます。
歯へ負担がかかることで、破折(歯にヒビがはいること)や歯の擦り減りなどに繋がってしまいます。ナイトガードは、そういった歯ぎしりや食いしばり(クレンチング)から歯や顎などを保護するマウスピース型矯正装置です。
睡眠時の噛みしめる力は、覚醒時の116%もあるという報告もあり、成人男性ひとり分ほどの体重がかかっている状態です。また、覚醒時であっても無意識に上下の歯を接触させ続けてしまっている「噛み続け癖(TCH)」と呼ばれるケースもあり、自覚することが難しいといわれています。
周囲の方から歯ぎしりを指摘されることがある、緊張・集中しているときに歯ぎしりをしている気がする、という方は注意が必要かもしれません。日頃から、できる限り上下の歯を接触させないという意識を持ち、夜間はナイトガードを装着して就寝することで歯へのダメージが軽減できる可能性があります。
ナイトガードをお口に入れることで、ナイトガード本体の厚みの分だけ噛みあわせの位置が高くなって、歯ぎしりを緩和できる効果が期待できます。ただし、ナイトガードを使用したからといって、食いしばりの癖がなくなるわけではなく、あくまで就寝時の食いしばりから歯を守るという目的で使用します。また、顎の関節にかかる負担も軽減できるメリットの1つです。
※1)自家歯牙移植、MTM、歯周組織再生療法を行った後、歯ぎしりに対してナイトガードの継続使用を指示した。初診時に見られた咬合崩壊は認めず10年経過した現在も歯周組織の安定維持が得られている。その要因としてナイトガードの継続使用が有効であると考えられた。
上下の歯を、左右に擦り合わせている状態です。ギリギリという音がすることが特徴的です。
上下の歯を強く噛みしめている状態です。音が聞こえづらいので気づきにくいタイプです。
上下の歯をぶつけ合うことで、カチカチッという音が出るタイプです。
上下の歯を激しくこすり合わせてしまっているため、歯がすり減り、徐々に平らな状態に近づいてしまいます。さらに強い負荷をかけ続けることで歯にヒビが入り、割れてしまうことにもつながります。
咬む力が強すぎることで、顎関節や咀嚼筋(下顎を動かす筋肉)に負荷をかけてしまい、顎の関節が痛んだり、ダルさを感じてしまうことがあります。
歯周病とは、細菌が歯と歯茎の間に入りこみ、繁殖することで炎症を引き起こす感染症ですが、過剰な力が歯にかかるということは、歯周組織や歯茎にも負荷をかけている状態なので、歯周病を悪化させてしまう可能性があります。
強い負荷によって、詰め物が欠けたり取れてしまう可能性もあります。
詰め物がとれてしまうことで、象牙質という歯の組織が露出するので、食べかすなどが溜まりやすくなってしまい、むし歯を引き起こすリスクがあります。
歯の噛み合わせは、とても繊細です。少しズレるだけで歯や顎にかける負担は大きく変わってきます。そのため、ナイトガード一つをとっても、ご自身にピッタリ合うものか、そうでないものかによって、歯や体に与える影響は大きく異なります。
ネットショップなどで手に入るセルフタイプのマウスピースは、ご自身で調整していただく必要があり、それが適切かどうか判断するのは難しいかと思います。
当法人(アップル歯科クリニックグループ)には3つのラボ(歯科技工所)を有しており、あなたの歯型からあなたにピッタリのナイトガードをお作り致します。
歯ぎしりや食いしばりを感じている方、ストレスを感じている方など、ナイトガードの作成はお気軽にご相談下さい。
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
診療開始 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 |
診療終了 | 18:30 | 18:30 | 13:00 | 18:30 | 18:30 | 17:00 |
診療情報
休診日:日曜・祝日
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||
|
休診日
日曜・祝日診療
13時迄
他のエリアでもアップル歯科の治療を受けられます