口臭がするのは入れ歯の汚れが原因かも！？

レジン製の入れ歯は汚れがたまりやすい

そもそも、入れ歯には「総入れ歯」と「部分入れ歯」の2種類がありますが、いずれもお手入れを怠ってしまうと当然汚れがたまり、口臭の原因となります。

中でも、保険の入れ歯のようにレジンとよばれる素材を使用している入れ歯は注意が必要です。レジンとはプラスチック樹脂のことで、吸水性が高く、傷も付きやすい材質なので、当然汚れがたまりやすくなってしまいます。

また、部分入れ歯はクラスプという金属でできた留め具がついていますので、装着したままでは十分に清掃することは困難です。汚れがたまってしまうと、口臭の原因になるだけではなく、むし歯や歯周病のリスクも上がるので注意が必要です。

入れ歯のお手入れ方法

部分入れ歯も総入れ歯も必ず外してから清掃しましょう。小さな部分入れ歯を装着されている方の中には、装着したまま歯ブラシで磨く方がいらっしゃいますが、クラスプの下や隙間などは汚れが残りやすいのでご注意ください。

基本的に歯ブラシでの清掃は毎食後に行い、寝る前には必ず、洗浄液に浸けて除菌しましょう。ご自身の歯も、入れ歯も十分に清掃ができている状態で、装着してください。

ご自身の洗浄方法に問題がないか不安だという方は歯科医師に確認することをおすすめします。

汚れがたまりやすい場所

歯科検診を受け続けることが口臭、むし歯、歯周病対策に

もちろん、セラミックの歯にしたからといって必ずしもむし歯にならないわけではありません。歯磨きなどのケアが不十分であればむし歯リスクはあります。

入れ歯にしても、セラミックの歯にしても、お口の健康を維持するために歯のメンテナンスは欠かせないので、定期的な歯科検診をおすすめします。

定期検診を受けることで口臭・むし歯・歯周病の対策にもつながります。

また、入れ歯の清掃方法にあまり自信がない方は、歯科医師に正しいお手入れ方法のレクチャーを受けましょう。

入れ歯じゃないのに口臭に悩んでいる・・という方はこちら