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お口の中にはたくさんの菌がいて、その数は500から700種類が少ない人でも1,000億以上と言われています。その中には、無害な菌・体の役に立つ菌もあれば、体の害となる菌があります。その中の一つが「むし歯菌」です。
むし歯はこの①「菌(主にミュータンス菌と言われる菌)」が②「食べかす等の中の糖分を餌」にして、③「菌が作り出した酸によって弱い歯質が溶かされ」、④「時間の経過とともに進行していく」疾患です。つまりこの菌・糖分・歯質・時間の4要素が重なることで発生する歯の病気です。
むし歯は、進行する病気です。ある程度進行が始まったら、放っておいて勝手に治ることはありません。「治療が必要」となります。
むし歯の治療は、治療とはいいながら歯を削ってしまうという治療になります。歯は削ると一生もとに戻りません。ですからむし歯にならないように予防をすることが一番ですが、それでもむし歯になってしまったとしても少しの介入(切削量をできるだけ小さく)で治療できるよう、早期発見・早期治療が大切になります。
歯の表面にできる白い白濁のことを総称してホワイトスポットと呼びます。脱灰(だっかい)という初期のむし歯の可能性もありますが、エナメル質形成不全という歯の表面のエナメル質を上手く作れない病気の可能性もあります。エナメル質形成不全は窓ガラスにヒビが入ってすりガラスのように白くなるのとおなじ原理で、歯が作り上げられる過程で歯の表層にキズができてしまい、白く見えてしまう症状です。体の健康には何の問題もありませんが、見た目の面でコンプレックスに感じる方が多くおられます。
約100人に1人の頻度で現れ、その25%は前歯に現れます。2歳頃までに現れ、原因は諸説ありますが、半分以上が原因不明と言われています(※1)。エナメル質形成不全は見た目の改善を目的とした治療になるため保険診療の選択肢がありません。
虫歯になりかけの状態です。痛みはなく治療が必要なほどの大きさではないので、定期的に経過を見させていただきます。放っておくわけではありません。
それぞれの患者様に適切な歯ブラシや歯磨き粉を提案させていただき、歯磨き指導をさせていただいたり、フッ素塗布を行ったりすることで、虫歯がこれ以上進行しないようにするのです。
エナメル質という、歯の一番外側にある硬い組織にできた虫歯です。症状はほとんどないか、たまにしみる程度です。虫歯ではがなくなってしまった部分に、樹脂の詰め物を詰めていきます。小さい虫歯なので1回で治療が終わることが多いです。
患者様がご自分で気づくことは難しく、歯医者さんでの検診で見つかることが多いです。
エナメル質という、歯の一番外側にある硬い組織にできた虫歯です。症状はほとんどないか、たまにしみる程度です。虫歯ではがなくなってしまった部分に、樹脂の詰め物を詰めていきます。小さい虫歯なので1回で治療が終わることが多いです。
患者様がご自分で気づくことは難しく、歯医者さんでの検診で見つかることが多いです。
歯の一番内側には神経(歯髄)がありますが、虫歯が神経までに及んでいる状態です。暖かいものがしみる、冷たいものが日常生活で困るほどしみる、または何もしなくても痛い、夜眠れないくらい痛い、など強い痛みを感じます。
神経にまで虫歯が及んでいる状態なので、神経を取る治療が必要になります。虫歯の範囲が広いため、治療回数は5〜10回程度かかります。
歯には、頭の部分(歯冠)と足の部分(歯根)がありますが、歯冠が全てなくなってしまい、歯根だけになってしまっている状態です。C3の歯髄の虫歯に比べると痛みが少ないですが、決して治っているわけではありません。虫歯が進行し切ってしまい、痛みを感じる神経すら死んでしまっている状態です。
歯を残すことができないほどの虫歯なので、歯を抜かなければいけません。抜いた後は、欠損補綴が必要です。
歯全体がしみるような感覚があったり、アイスなどの冷たいものを口に入れた時に一瞬しみたりするというような症状が見られます。持続性がないことも特徴です。
原因としては、歯ブラシの時間が長い、力が強い(オーバーブラッシング)や夜間の歯ぎしりや日中の食いしばりにより、歯にキズができてしまうことが挙げられます。
適切な歯磨きの方法を学び、食いしばりをしないよう注意していけば、症状が治まってくることが多いです。
※1)発現頻度は,20歳以下の全顎口内法エックス線写真撮影施行症例の約1.1%であった。122症例のエナメル質形成不全の発現形式は,41症例が前歯,犬歯及び第一大臼歯に発現しており,前歯・犬歯に発現したもの31例が続いていた。
むし歯は進行する病気です。放っておくとどんどん歯質が蝕まれ、他の健康な歯にも感染する恐れもあります。また、最悪の場合歯を抜かなければならないこともあります。
むし歯の基本は予防、早期発見、早期治療です。「むし歯かな?」と思ったら、自身で判断せずまずはご相談にお越しください。早めにお越しいただければ治療の期間や費用も抑えられます。
また、むし歯にならないように、なっても最小限の治療で抑えるために「歯科検診」を定期的に受診頂くことも有効です。なんばアップル歯科は歯に何も異常がなくてもご利用いただける歯科医院です。ぜひ予防歯科や検診で当院をご利用いただければと思います。むし歯の治療、予防についての相談もいつでも承っております。ご予約の上ご来院ください。
アップル歯科公式youtubeチャンネルでも、虫歯について動画で解説しております。
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