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アップル歯科クリニックでは、保険診療から自由診療まで、あらゆる治療の提供を目指していますが、それを支えているのがマニュアルです。マニュアルは医院にとって治療方針や接遇の技量の統一においてとても重要な位置づけであると考え、どのスタッフが対応しても同じ接遇・治療方針であるように心がけています。
マニュアルで方針を統一するだけではなく、年間を通して手技や接遇の技量においての実践も学び技量の向上に努めるために講師を招いています。6月は接遇のプロをお招きして患者様ご来院時に必要な対応、言葉遣い、所作を学びました。
患者様にとっては治療という痛みを伴う決して「楽しい」場所とは言えないかもしれません。だからこそ、歯科医院のスタッフは出来る限り怖くない、話しやすい雰囲気作りをすることが大切であると考えています。
アップル歯科クリニックでは誰がどの治療に携わっても、患者様が同じ成果を得られるよう治療や対応をマニュアル化して取り組んでいます。また、そのマニュアルをもとに自分の判断で患者様に対応できる、そんな医療人材の育成に取り組んでいます。
歯科医院の治療は歯科医師や医院によって異なることがあります。もちろん、保険治療に関してはどのような治療をしてどのような薬を出すなど、細かな決まりなどがあります。しかしそれでも医院ごとに微妙な違いは出てきてしまいます。まして自由診療に至っては使っている道具・メーカー・学んだ環境や設備などによって異なります。
アップル歯科クリニックではそのような違いが同一法人内であってはいけないと考えています。そこで、毎年この時期には、治療法や患者様への対応方法、機器の使い方などの標準的な方針や使用法を確認・アップデートを行っています。
歯科医師は立場上、ときには患者様に生活習慣の改善を促したり、歯磨きの仕方を指導させていただくこともあります。また、歯科疾患の改善のために注意させていただくこともないとは言えません。しかし、そんなときでもしっかり患者様の横に並び、親身になって応対ができれば、患者様にとってより良い未来をお手伝いできると私達は考えています。
ですから、患者様が不快な気持ちにならず、「この歯科医院に通いたい」と思い続けていただけるよう、このようなセミナーを年数回法人単全体で同じ内容を統一して受講しています。
今後も、患者様が歯科医院に気持ちよく通えるために、治療以外の分野でも研鑽していければと思います。もし、「こうしたらもっと気持ちよく通える」というご意見等ございましたら、スタッフまでお声掛け頂けますと幸いです
アップル歯科クリニックではどこの医院で治療を受けても同じ結果を得られる法人、そんな歯科医院を目指しています。そのための基本となるながこのマニュアルであり、それを1年毎に上書きしていくのが研修となります。このマニュアル改定・各種研修を通じて、更に新しい情報をベースとして備え、患者様の健康のお手伝いが出来るよう知識のアップデートを行ってまいります。
なんばアップル歯科 院長 林大智
医療法人社団アップル歯科クリニック 理事長 吉見哲朗
保険適用の被せ物といえば銀歯を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、近年ではCAD/CAM冠(キャドキャムカン)という被せ物が保険で使用できるようになっています。
CAD/CAM冠とは、コンピューターで歯を設計し、設計データをもとに歯を削って製作する被せ物です。 以前は保険適用外の被せ物でしたが、診療報酬改定を重ね、徐々に適用範囲は広がり、2020年9月時点では前歯から第一大臼歯までが条件はあるものの適用範囲となりました。
CAD/CAM冠は歯科用レジン(樹脂)にセラミックの粉末を混ぜて作ったブロックを削り出して作る歯科用補綴物で、白い素材の被せ物です。銀歯よりも目立ちにくく、金属を使用していないので金属アレルギーの心配もありません。ただし、治療する歯によっては条件を満たさなければならないこともあり、必ずしも適用か可能というわけではありません。
CAD/CAM冠はほとんどの歯(前歯から第一大臼歯)に保険適用で入れることができますが、一部の歯は条件付きとなります。無条件でCAD/CAM冠が入れられるのは、 上下の、前歯(中切歯、側切歯、犬歯①〜③)、小臼歯(第一小臼歯、第二小臼歯④、⑤)です。条件を満たせば第一大臼歯(⑥※1)も可能となります。
また、金属アレルギーの方は第二大臼歯(⑦)も適応可能となりますが、皮膚科等での診断が必要となります。
※1 第2大臼歯(7番目の赤で塗った歯)が上下4本とも残っており、且つ左右とも咬合支持(安定的な咬み合わせであること)があり、食いしばり等の咬合圧がかからない歯等。
※診療報酬改定によって適応範囲が変更となる可能性もあります。
保険が適用されるため自由診療に比べ費用を抑えれられる
金属を使用していないので、金属アレルギーの心配がない
銀歯よりも目立ちにくい
機械を使用するため短期間で製作できる
銀歯よりも費用が高い
天然歯やセラミックの歯に比べ、透明感が少なく色調が単調
セラミックや金属に比べ強度が劣る
時間の経過とともに、変色・着色する
銀歯 |
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費用 |
保険適用 |
見た目 |
△ 金属なので目立ちやすい |
金属アレルギー |
△ 金属が含まれているため、アレルギーの原因になる可能性がある。また、経年によって金属が溶け、歯肉に変色を及ぼす可能性もある。 |
虫歯の再発 |
△ 経年によって歯と銀歯に隙間ができてしまうと、細菌が入り込み、虫歯(二次カリエス)が再発する可能性が高い。 |
CAD/CAM冠 |
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費用 |
保険適用 |
見た目 |
○ 白い歯なので銀歯よりは目立ちにくい。 ※但し自由診療のセラミックに比べ色調は単調になる。 |
金属アレルギー |
◎ 金属不使用のためアレルギーの懸念なし |
虫歯の再発 |
△ 傷がつきやすくプラークが付きやすい、割れたり欠けるリスクがある、歪みを生じる可能性があることから、二次カリエスになるリスクは低くはない |
セラミック |
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費用 |
保険適用外(自由診療) |
見た目 |
◎ 近い色調を自由に選択でき、天然歯に近い見た目にできる。 |
金属アレルギー |
◎ 金属不使用のためアレルギーの懸念なし |
虫歯の再発 |
◎ しっかりと歯に接着し、プラークが付きにくい特性から次カリエスの発生リスクはは低いが、虫歯にならないわけではない。 |
CAD/CAM冠は、同じ保険適用の金属の歯に比べ「色が白い」という大きな特徴があります。また、金属アレルギーの心配がないことも大きなメリットです。
しかし、歯科で説明を聞くと、「セラミックの方がキレイで長持ちしそう」と感じる方も多いようですが、ネックとなるのはその費用です。「セラミックを選びたいけど今はそこまでお金をかけられないのでCAD/CAM冠にする。」という方は少なくありません。
しかし、お金は出せるけど「同じ白い歯なら安い方で」とお考えなら、一度歯科医師とその違いを相談して頂いた方が良いかもしれません。また、咬み合わせや咬合力によっては、白い歯より銀、セラミックより金の方が良い場合もあります。
どの被せ物にするかお悩みの方は、それぞれの種類の特徴をよく理解した上で、歯科医師と相談し、ご検討いただければと思います。
総入れ歯はお年寄りのものというイメージがあるかもしれませんが、30代、40代前後のお若い方であっても部分入れ歯や総入れ歯にする方はおられ、その人口はおよそ60万人とも言われています。
日本人が歯を失う最大の理由は歯周病です。しかし、歯周病はたいてい50代前後から悪化し、抜歯に至るケースが多く、30代〜40代では抜歯に至るほど歯周病が進行するケースは多くはありません。
中には、進行が早い歯周病の方もおられますが、若い方で歯を失う原因となるのは、虫歯や事故の場合が多いと言えます。
若い方にとって「入れ歯」というのは抵抗感があるようですが、歯が抜けたあとの治療の選択肢は「入れ歯」「インプラント」「ブリッジ」の3つが主となり、歯の抜けた本数や場所によっては、経済的な面を考慮すると入れ歯を選ばざるを得ない場合もあります。
「若くして入れ歯になるのは…」と、無理をしてでもインプラントにするべきか、入れ歯にするべきか、ご相談に来られる方は少なくありません。
総入れ歯もインプラントを使った治療も、失った歯を補うという点においては同じ目的で行う治療ですが、治療内容、費用や機能性などは大きく異なります。 総入れ歯とインプラントでは、その特徴や使用感、見た目に関することまですべて異なってきます。
総入れ歯は、義歯床(ぎししょう)という歯茎を模した樹脂性の土台に、人工歯を並べる治療です。
この義歯床を口の中の粘膜に吸着させることで装着するので、口の中での異物感は強く感じる方も多いのは確かです。
特長は、外科手術を行うことなく、失った歯を補うことができ、保険が適用されるものがあるため費用負担が少なくすみます。
インプラントはチタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、上部に被せ物をする治療方法です。
大きな特長としては、天然歯に近い咀嚼力を取り戻せることです。
全顎インプラントといっても、すべての歯をインプラントにするものではなく、数本のインプラントブリッジを交えながら片顎12歯による咬み合わせを作ることが多いです。
4本のインプラント(上顎は6本)の上に12本の人工歯を並べる治療です。
全顎インプラントに比べ短期間で費用を抑えて取り外しの必要がないインプラント治療になります。
決して安価な治療ではありませんが、全顎インプラントに比べて期間や費用は抑えられます。入れ歯よりも咀嚼力を回復することができ、見た目も回復できる治療です。
これに似た治療に「インプラントオーバーデンチャー」という小さなインプラントに人工歯を並べる治療がありますが、固定する強度や咀嚼力はAll-on-4に比べて構造的に劣ります。
総入れ歯には公的保険が適用される入れ歯と、見た目や使用感を考慮した自由診療の精密な入れ歯があります。また、精密な入れ歯の中にも金属で強化したものや、審美性が高いもの・吸着力が高いものなど、様々な種類のものがあります。どんな入れ歯を選択するかによって使用感や費用は大きく変わります。
保険 | |
食事 | 床に厚みがあるため、食べ物の温度がわかりにくい傾向があります |
見た目 | 厚みの影響で顔貌に変化があることがあります |
費用 | 8,000〜20,000円前後 |
自由診療 | |
食事 | 床の部分を薄く作れますし、熱伝導に優れた素材もあります |
見た目 | 薄く作れるので顔貌に影響がでにくい方が多いです |
費用 | 260,000〜600,000円前後 総入れ歯の種類と費用 |
保険診療で作る入れ歯の歯肉を模した部分は、レジンというプラスチック樹脂でできています。 費用を抑えることができますが、吸水性があるため汚れや臭いが付着しやすいデメリットがあります。
保険の入れ歯は素材や製作工程がある程度決まっているため、よく聞く「目立たない入れ歯」や、「しっかり噛める入れ歯」などは自由診療の入れ歯であることがほとんどです。
保険の入れ歯は治療期間が短く、全顎的な治療の中では最も手軽にできるというメリットの反面、経年とともに歯茎は痩せてしまうため、合わなくなったり破損しやすいというデメリットもあります。入れ歯にする場合でも、ご自身にあった入れ歯を検討するなら、自由診療の精密入れ歯も選択肢として検討してみてはいかがでしょうか?
自由診療なので材料や治療法に制限がなくなり、自由度が上がります。 例えば、金属製の場合は熱伝導に優れているので食事が美味しく感じたり、シリコン製はフィット感に優れていて見た目も自然であったりと、選択肢が増えます。
保険による負担軽減がないため費用は高くなりますが、審美性や機能性、耐久性において質が高く、より精密で患者様の要望に応じた入れ歯を作ることが可能です。また、人工歯の部分も色や形の選択肢が多いことも特長の1つです。
既に総入れ歯にされている方であっても、インプラント治療へやり変えることは可能です。 ただし、インプラントを埋入するには顎の骨に十分な厚みが必要ですので、骨の量が少ない方は骨を増やす手術が必要になることもあります。
また、入れ歯による期間が長かったり、歯周病を長期間患った場合などは、「骨が吸収される」という現象が起きます。骨が吸収されるとインプラントを行う十分な骨量が得られず、骨造成が必要になったり、場合によってはインプラント治療ができなくなる場合もあります。
しかし、All-on-4であれば多少骨が痩せている場合も適応される範囲が広く、入れ歯からAll-on-4にやりかえられる方は少なくありません。
国内において、総入れ歯にしている方の割合は、50代半ばから増える傾向があるという調査結果があります(※1)。 しかし、調査結果を見ても分かる通り、少ない割合ではありますが30代、40代の若い方であっても歯をほとんど失ってしまい、総入れ歯にする方はおられます。
とはいえ、ある日突然、歯科医師から総入れ歯を提案されたとしてもすぐに受け入れられるものではありません。
「まだ若いのにどうして自分が・・総入れ歯なんて考えられない・・」とお悩みの方がおられますが、年齢を問わず、虫歯や歯周病、何らかのアクシデントで歯を失う可能性はあります。
近年では咀嚼力の低下と認知症の関わりについても研究が進んでおり、義歯を入れることは認知症の予防に有用な可能性があるということがわかってきています(※2)。多くの歯、ほとんどの歯を失って治療にお悩みなら、まずはご相談にお越し下さい。
※1)図3: 義歯を使用している人の割合
※2)使用可能な義歯装着は認知症の予防に有用となる可能性がある
歯が抜けたあとの治療でインプラントは基本的には自由診療となりますが、 実は厚生労働省が定めた条件を満たせば保険適用される場合もあります。
例えば、先天的な疾患や病気などで、ブリッジや入れ歯など保険適用の治療では回復が困難だと診断された場合、保険適用でインプラント治療ができることがあります。
保険適用でインプラント治療を行えると診断された場合でも、どこの歯科でも治療が受けられるわけではなく、医療機関の設備にも条件が設けられていますのでご注意ください。
先天的な理由による症状 |
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①生まれつき顎の骨が3分の1以上連続して欠損している場合 |
②生まれつき顎の骨が形成不全であると診断された場合 |
後天的な理由による症状 |
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①腫瘍や顎骨骨髄炎などの病気が理由となり、顎の骨が1/3以上、連続して欠損した場合 |
②事故などによって外傷を負い、顎の骨が1/3以上、連続して欠損してした場合 |
③骨移植によって顎の骨が再建された場合 |
上記の条件を満たし、保険適用されるインプラント治療のことを「広範囲型顎骨支持型装置埋入手術」と言います。 また、症状が条件に当てはまったとしても治療ができる病院も限られているため、かかりつけの歯科で行えない場合が多いです。具体的には紹介状をもらって、大学病院・総合病院等の設備基準を満たした基幹病院での治療になることがほとんどです。
①歯科口腔外科もしくは歯科であること
②当直体制が完備されていること
③常勤で2名以上の歯科医師(歯科もしくは口腔外科で5年以上の経験がある歯科医師、インプラント治療の経験が3年以上ある歯科医師)が配置されていること。
④医療機器、医薬品などの管理体制が整備されていること
⑤病床が20以上備わっていること
基準を満たす施設を探す場合は各厚生局公式サイトをご確認ください(※1)。
※1)参考サイト
前述したように、顎の骨が先天的、もしくは後天的に大きく損傷した場合のみ、保険は適用される可能性があります。
上記の条件に当てはまらない場合のインプラント治療は、原則保険適用外の自由診療となります。したがって、虫歯や歯周病が原因で歯を失ってしまった場合のインプラント治療は自由診療となります。
インプラントが保険診療で治療を受けることができたらいいのに・・と思うかもしれません。しかし、現時点で歯を失った後の治療で保険が適用される治療としては、義歯(入れ歯)・ブリッジがあります。これらに比べ、インプラントは原価やコスト、治療期間も長くなってしまいます。これらの治療で、最低限日常生活は送れるようになります。そのため、わざわざ高額なインプラント治療を国が負担する保険適用に入れるのはあまり現実的ではないと考えられます。
もちろん、あくまで国が決めることですが、むし歯・歯周病・外傷で「歯が抜けた」という治療に対するインプラントに関しては、今のところ保険適用にはなる見込みはないようです。
インプラント治療で保険適用を受けられるケースは限られているため、自由診療で治療を受ける場合が大半です。 自由診療で治療を受ける場合の費用は、全額自己負担となり、3割負担の保険診療よりも負担が大きくなります。
歯科によって費用は違いますが、インプラント治療の相場は1本あたり約25〜45万円ほどかかります。 負担を少しでも抑えるために、必ず医療費控除の申請は必ずしましょう。
医療費控除とは、歯科治療に限らず、全ての医療費において1年間に10万円以上の医療費を病院に支払った場合、税金の一部が返ってくる制度です。
費用が気になる場合、保険適用の治療を望むなら、他の治療を選択する方は少なくありません。
もちろん何を大切に考えて治療を選ぶかは、患者様次第です。費用なのか、食事なのか、見た目なのか。いずれにしても、治療を選ぶ際はその治療の「メリット・デメリット・リスク」すべてを知った上で選んで頂くことが大切だと考えます。
例えば、実際には「他の歯が悪くなるなら入れ歯はしたくない」というご要望があっても、「他の歯が悪くなる」というリスクを知らないために、数年後後悔することになるということも十分あり得ます。
ですから当院では、インプラントのみならず、歯が抜けた後の治療に関しては、必ず3つの欠損補綴(入れ歯・インプラント・ブリッジ)についてご説明することを徹底しています。
歯が抜けたあとの治療のことでお悩みなら、ネットやスマホの情報に頼らず、まずは歯のプロである歯科医師にご相談下さい。
ある日突然、冷たいものを食べたり、舌が歯に当たっただけなのに、キーンと痛みを感じたという経験はありますか?
このような痛みを感じるのは、象牙質と言われる層が露出してしまっていている可能性があります。 本来、歯の表面を覆っている「エナメル質」という層が、刺激から守る役割をしているのですが、何らかの理由でエナメル質が溶けたり、削れてしまうことで、下部にある「象牙質」に触れてしまうことで痛みを感じやすくなります。
象牙質は刺激による痛みを伝達しやすく、冷たいものや熱いものが触れたり、ちょっとした刺激を与えるだけでも痛みを生じます。このような症状を知覚過敏(正式名称:象牙質知覚過敏症)と言います。
ただし、知覚過敏だと思っていたものが虫歯の場合もありますので、自身で判断するには注意が必要です。
原因1
虫歯が進行してしまうことで、エナメル質が溶けてしまい、象牙質が露出する可能性があります。
歯がしみる原因が虫歯であるのなら、慢性的に痛みを感じる傾向があります。
原因2
歯周病は歯を支えている骨が、細菌によって徐々に溶けてしまう病気です。
歯を支えている骨が溶けるにつれて、歯肉が退縮し、最悪の場合は歯根が露出してしまいます。
歯根はエナメル質で覆われていないので、少しの刺激で歯がしみるような鋭い痛みを感じてしまいます。
原因3
歯磨きの際に、強い力で歯を擦ることでエナメル質が削れてしまうこともあります。
また、研磨剤が含まれている歯磨き粉を使用することも、エナメル質をすり減らす原因になりかねません。
原因4
就寝中、無意識に歯軋りをしてしまう方も注意が必要です。歯軋りによってエナメル質が摩耗する可能性があります。
就寝時に起こる歯軋りは、起きている時の何倍もの力で歯に負担をかけてしまっています。
場合によってはエナメル質を削るだけでなく、歯にヒビが入ってしまうこともあるほどです。
虫歯も歯周病も、お口の中の細菌が原因で進行します。日頃から正しい歯磨きを行い、セルフケアを徹底しましょう。
歯磨きの際には歯間ブラシ、フロスも併用して使うことでより磨き残しを減らすことができます。
歯磨き粉には汚れを除去するために研磨剤という成分を含んでいるものがありますが、使い続けると歯をすり減らす原因になりかねません。歯磨き粉の量を減らして使用するか、研磨剤を含まない歯磨き粉に変えてみるというのも知覚過敏の予防につながります。また、知覚過敏用の歯磨き粉もあります。
歯磨きを徹底することだけでは、虫歯や歯周病の元となる汚れを除去することは難しいため、定期的に歯科医師に診せましょう。 また、歯軋り自体を治すことは難しいですが、マウスピースでダメージを緩和する方法があるので、心当たりのある方は歯科医師に相談してみましょう。
歯科で知覚過敏だと診断された場合の治療方法の選択肢の1つは薬剤の塗布です。象牙質に何らかの刺激を与えることで歯がしみるため、象牙質を薬剤でコーティングし、保護するためです。軽度の症状であれば、この治療方法で治る場合が多いです。
他にも、コンポジットレジンと言われる樹脂で削れている箇所を充填して埋める治療方法もあります。症状によって、どの治療方法を選択するかは歯科医師と相談してご検討ください。
虫歯や歯周病が歯がしみる原因の場合、進行が進んでしまうと、歯の神経を抜くことを検討することもあります。薬の塗布や、コンポジットレジンの詰め物による治療で改善が見られない場合、歯の神経が細菌感染によって炎症を起こしている可能性があるためです。
歯がしみるのを放置すると、このような深刻な事態を招いてしまうこともあるので、頻繁に歯がしみる場合や、痛みを感じる場合などは、早めに歯科に相談にいきましょう。
軽度な軽度な知覚過敏であれば、唾液の作用によって再石灰が促されることで、エナメル質が修復され、歯がしみるような痛みを感じなくなることもあります。
しかし、痛みが続き、食事の際に歯がしみるのであれば、何らかの理由で象牙質が露出している可能性があるので、注意が必要です。
市販されている知覚過敏による痛みを緩和する歯磨き粉などででも効果が見られない場合は、原因を調べ、適切な治療を受けるためにも歯科に相談することをおすすめします。
ほとんどの方が一生のうちに何度か経験する歯の痛み。ピリピリとしみるような痛みやキーンとする嫌な痛みまで、「痛み」にも色々種類があります。
中には、耐え難い激痛で、「どうにかして欲しい」と藁をもすがる思いにでネットを検索した方もおられるのではないでしょうか?それほど歯の痛みは強くなることもあります。
では、歯は何が原因で痛くなり、どうすれば和らぐのでしょうか?また、どんな時に痛くなり、どのような対処法が適切なのでしょうか。ここでは、そんな歯が痛くなったときの原因と対処法をご説明します。
ただし、ここで説明する対処法は「今スグ歯医者に行けない」場合の一時的な応急処置です。歯医者に行けるタイミングになったら、すぐに歯医者に行きましょう。
原因1
むし歯は口腔内の中の細菌が出す酸によって歯が溶かす病気です。 痛みの特徴としては「熱い物や冷たい物が歯にしみる」「痛みが長く続く」「鋭い痛み」「叩くと響く」等が挙げられます。
神経に達したむし歯や歯の根に膿が溜まった場合は、耐え難い激痛になることもあります。
原因2
歯周病はサイレントディジーズ(静かなる病気)と言われるほど痛みなく進行する病気です。
しかし症状が悪化すると「歯ぐきがムズムズする」「冷たいもので歯がしみる」などの症状が現れます。これを自覚症状と言いますが、その頃にはかなり病状が進行していると考えられます。
原因3
親知らずの痛みは、最初は「硬いものを咬むと痛い」と感じる程度ですが、炎症がひどくなると「歯ぐきや頬の腫れや鈍痛」、「ズキズキとした痛み」「口が開けられない」など、強い痛みを覚えます。
また、親知らずが原因で親知らずやその隣の歯がむし歯になることで、むし歯と同じ痛みを感じます。
原因3
知覚過敏は歯の一番外側の組織のエナメル質が薄くなり、 象牙質の保護が薄くなったり露出することで刺激に対し、感じる痛みです。
むし歯とは違い自発的に痛むのではなく、冷たいものを口に含むと「しみる」ような「ピリピリした痛み」「キーンとした瞬間の痛み」を覚えます。痛みは長く続くものではなく、瞬間的な鋭い痛みが特徴です。
原因4
破折には歯冠破折と歯根破折がありま、歯冠破折は神経がある歯に起こる症状で、歯冠が割れて神経が露出すると「強い痛み」を覚えますが見た目に診断が容易です。
歯根破折は歯の根が折れる症状で神経がない歯に起こりやすく、見た目での判断が着きません。破折したヒビから雑菌が入ると、「歯の根や骨に鈍痛」覚えたり、時には「激しく痛みます」。
原因5
咬み合わせの問題によって起こる痛みです。歯ぎしりや食いしばりで歯がすり減ることで「しみるような痛み」を感じたり、噛み締めが原因で歯根膜が炎症を起こし「咬むと歯の根のあたり痛む」場合、顎や目の奥、頭痛や肩こりを併発することも珍しくありません。
原因6
歯には歯が原因で起こる痛み以外に、「非歯原性歯痛」という歯以外が原因で歯が痛む場合があります。
「痛みの質は原因によって異なります」が、「むし歯や咬合痛などにも似た痛み」もあり、しばしば口腔内の疾患と勘違いしてしまうことがほとんどです。
歯が痛くなる原因は「むし歯や歯周病など、菌が原因で起こる病気」と「咬み合わせや咬合力で起こる症状」、「歯以外の原因で起こるもの」の主に3つが原因になることが多いです。確率としては「むし歯や歯周病など、菌が原因で起こる病気」「咬み合わせや咬合力で起こる症状」が高く、どちらも歯科での治療・予防が必要です。
菌が原因で起こる病気は、菌に感染し、菌がお口の中で繁殖し、悪さします。すなわち、菌や菌の住処を取り除いてあげる必要があります。しかし、残念ながらお口の中には善玉悪玉含めて何千億もの菌が居て、その中から都合よく悪い菌だけ取り除くことは今の所できません。そのため、歯磨きやフロス、歯石取りなどの予防歯科で予防する、むし歯や歯周病になったら早めに治療することが歯へのダメージを抑える最善の方法となります。
咬合痛や顎関節症、咬合性外傷や歯根膜炎など、咬み合わせが原因で起こる痛みに関しては、痛み対する対処療法が中心になることが多いです。
そのため、痛くなる前に審美目的ではない咬み合わせを整える歯列矯正でバランスの取れた咬み合わせを作ったり、マウスピース(ナイトガード)などで症状がでないよう予防することが大切です。
現在では、顎関節症など、痛みが出てからの矯正治療は症状を悪化させることもあり、推奨されていません。痛みが出る前に咬み合わせを整えるため、歯医者さんから矯正を提案されたら、一度検討してみてください。
歯以外が原因で歯が痛む「非歯原性歯痛」の中には、ストレスが原因となることがあります。ストレスが原因の歯痛は、その原因を特定することが非常に困難です。「非歯原性歯痛」の診断方法は、まず歯や口腔内に痛みの原因がないかを検査で探し、無ければ非歯原性歯痛を疑います。そこからその痛みの原因の特定に入るわけですが、筋肉や筋膜が原因のもの、神経や血管が原因のもの、心臓や内蔵由来の痛み、上顎洞が原因の痛みなど、様々な原因の中から可能性の高い原因を絞り込み、然るべき処置や他科への紹介を検討します。
しかし、ストレスが原因の痛みに関しては歯科でどんな検査をしても特定することができません。従って消去法で推測する他ないわけですが、ストレスが溜まると体の抵抗力が下がり、寝不足や疲れなども相まって歯の不調につながったり、強く食いしばったり歯ぎしりの原因になることもあります。
ですから、歯の不調を感じたら、原因は何であれ「ストレスを感じないような生活」を心がけることが大切になります。また、程度によっては心療内科等による投薬治療が必要な場合もあります。
対策1
夜間や休日など、すぐ歯科に行けない場合は「一時的な除痛」として鎮痛剤を服用しましょう。歯の痛みに効く成分はロキソプロフェン、イブプロフェン、アセトアミノフェンが代表的です。ロキソプロフェン・イブプロフェンは効果が強く、アセトアミノフェンは効果がやや劣ります。その代わりにいに優しく空腹時でも服用できたり、お子様でも飲めるケースもあります。
むし歯で穴が開いている場合は正露丸を詰めるというのも間違いではありません。お薬の服用は薬剤師に相談し、用法用量を守って使いましょう。
対策2
痛みのある部分を頬や顎の外側からタオルなどで保冷剤や氷を包んで冷やしましょう。冷えピタなどの冷却シートも有効です。直接氷を口に含むとしみたり痛みが増したりすることがあります。
また温めるのも血の巡りが良くなため、かえって痛みが増すことがあります。お風呂やアルコールの摂取・激しい運動も血流が良くなるため、歯痛が強くなる原因になります。
対策3
むし歯や知覚過敏は食べかすや甘い物などが患部に付着してると、キーンと痛むことがあります。そのため、痛みのある歯を軽く歯ブラシでブラッシングしたり、うがいをして汚れや食べかすを取り除くことで痛みが和らぐことがあります。怪我をしたときに傷口に砂やゴミなどが入るといけないのと同じで、むし歯も周りを清潔にしておく必要があります。
ただし強く歯ブラシを当てたり、爪楊枝やフロスの先等で患部を直接刺激すると、炎症を起こしてかえって痛みが強くなったり、別の最近を付着させる恐れもあるので注意が必要です。
対策4
大きな効果は期待できないかもしれませんが、歯痛や歯ぐきの腫れに効くツボもあります。下唇と顎の間で、中央のくぼんだところにある「承漿(しょうしょう)」というツボや、手の人差し指と親指の骨が合流するところのやや人差し指寄りにある「合谷(ごうこく)」というツボなどが歯痛に効くと言われています。
痛みが強く、歯医者で診てもらえるまでの繋ぎとして試してみるのもいいかもしれません。
歯痛は「夜」に出やすいと言われています。これは横になると血液が頭に流れ、血管が拡がることで神経が圧迫され、痛みを感じやすくなるためです。また、副交感神経が働きやすい状態になり、血流が良くなることで神経が圧迫され、痛みが出やすいとも言われています。
夜に歯が痛くなるということは、むし歯・歯髄炎・歯根膜炎・咬合性外傷・智歯周囲炎など、お口の中に何か問題が起こっている可能性が高くなります。連日眠れない夜を迎えると、ストレスから新たな歯痛につながることもありますので、なるべく早めに歯科を受診しましょう。
歯の痛みは、時に激痛を感じる場合もありますが、ズキズキする程度の痛みだと思い、薬を飲みがら過ごしているうちに「痛みが消えた」と感じる場合があります。しかし、これは決してむし歯や痛みの原因がなくなったわけではありません。むしろ、黄色信号から赤信号に変わったということです。つまり、その段階で歯医者に行くと抜歯もありえることを覚悟しなければなりません。
歯は痛みが出るという段階で、実はかなりむし歯は進んでいます。初期の軽度のむし歯というのは、痛みをほどんど感じません。つまり、痛みが出たということは、むし歯はかなり神経に近づいており、大きく端を削ったり神経を取る処置が必要な、黄色信号であるということです。
痛みが消えたということは、神経が死んでしまった可能性もあり、そのまま放置するとむし歯の菌が顎の骨に影響を及ぼしたり、血管から体内に菌が入ることもあります。
もし、今まで痛かった歯から痛みが引いたのなら、逆に一刻も早く歯科に行く必要があることを覚えておきましょう。
放置した歯を見せるのは恥ずかしいという方もたくさんおられますが、そのまま多くの歯を失うほうが、今より恥ずかしいと感じることにもなりかねません。
私達歯科医師はどんな歯でも今より良くなるよう治療することが仕事です。どんな状態になってしまっても「治療しよう」と思ったらスグにお越しください。
誠に勝手ながらゴールデンウィーク期間中、当院では下記のとおりの診療とさせていただきます。
なんばアップル歯科はGW期間中、5月3日(火)9:30〜18:30、4月29日(金)、5月4日(水)5月5日(木)9:30〜17:00の4日間、診療しております。
4月26日(火)〜5月6日(金)の期間は、スタッフが交代制でお休みを頂いているため、担当医が不在の場合がありますのでご了承ください。
※予約時に調整していますが急患等で来られた場合は担当が変わることがあります。
今年の入社式は昨年と同様に、新型コロナウイルス感染対策のため、マスク着用・手指消毒を徹底した中で執り行い、無事に終えることができました。2022年は総勢14名の方にご入社いただき、大変嬉しく思います。 新入社員の方々の表情からは歯科医療に対する使命感と覚悟が感じられました。 優秀な方々を迎え入れたことで、より多くの患者様のご要望にお応えし、歯のお悩みを解決できるよう、法人全体で尽力してまいります。
アップル歯科では歯科治療に対する知見もさることながら、紳士な姿勢で医療に向き合える人間性を重視しています。今回ご入社いただいた新入社員の皆様は、当院のコンセプトである、患者様が「ずっと、いい歯と、生きていく。」ための治療が継続できる方々だと信じています。既存社員も新入社員も一眼となって、日本一の歯医者を目指しましょう!
今回ご入社いただいた方々はまず、社内研修にて医療人としての身だしなみやマナーから、アップル歯科流の接遇や知識、スタンスを身につけた後に現場で活躍していただきます。
新入社員はもちろん、既存のスタッフも互いに切磋琢磨することで成長を促し、より良い歯科治療がご提供できるよう尽力します。
日々、多くの患者様にお越しいただいておりますが、新型コロナウイルスの感染を危惧されて来院を躊躇される方もいらっしゃるかと存じます。 なんばアップル歯科では、感染対策を強化しており、患者様に安心して治療を受けていただけるよう徹底しております。
2月といえばバレンタイン。バレンタインといえばチョコレートですね!けど、チョコレートといえば虫歯、虫歯といえば歯医者さんを連想する方もおられるのではないでしょうか?
しかし、ご存知ですか?実は「虫歯になりにくいチョコレート」というものがあることを。甘味料にキシリトールを使用することで、虫歯になりにくく、且つ虫歯の予防効果も期待できるチョコレートです。その名も「歯医者さんが作ったチョコレート」
なんばアップル歯科では、この歯医者さんが作ったチョコレートを2月12日(土)・14日(日)の3日間、少量ですが患者様にお配りする予定です。
お子様にチョコをプレゼントしたいけど虫歯が心配、パートナーやお世話になった方にチョコレートをあげたいけど虫歯にはなって欲しくない!と心配な方、これを機に「歯医者さんが作ったチョコレート」をお試し下さい。当院でも取り扱っておりますが、在庫がない場合はアマゾンや楽天でも購入可能です。
キシリトールは甘くて美味しさを感じるだけではなく、歯を強くし、歯の汚れが落ちやすくない、口腔内に良い菌が住みやすい状態にしてくれるという、歯にとって嬉しい甘味料です。
キシリトールの効果は主に3つあります。
歯医者さんが作ったチョコレートの甘味料は100%キシリトールですので、摂取することで虫歯を予防し、虫歯になりにくいお口にするお手伝いをしてくれます。
歯医者さんが作ったチョコレートは、「虫歯が心配・治療中」という方や、虫歯になりやすいパートナー、お子様に虫歯を作りたくない親御さんも、安心して差し上げられます。とはいえ、それだけで虫歯を100%防ぐことはできませんし、虫歯が治るものではありませんので、日常的なセルフケア(歯磨き)は変わらず続けてくださいね!
「歯医者さんが作ったチョコレート」、気になる方はお気軽に受付までお声掛け下さい。
旧年中はなんばアップル歯科に治療や予防で足をお運び頂き、誠にありがとうございました。むし歯やお痛みでこれらた患者様におかれましては、治療が億劫で通いたくない日もあったかと思います。本年は辛い治療ではなく、予防で年に3〜4回程度、毎回笑顔でお会いできるようになれば幸いです。
2021年8月に開院したなんばアップル歯科では、痛みの少ない治療と予防、そして新たな技術を使った治療を地域の皆様にお届け出来るよう努めてまいりましたが、治療・予防においていたらない点はございませんでしたでしょうか?
当院では患者様のお声を大切にしています。「こんなところに気をつけて欲しい」「こんな治療が受けたい」というご要望がございましたら、お気軽にスタッフまでお声掛けください。2022年もより一層患者様に愛される歯科になれるよう努めてまいります。
2021年も、世界的に新型コロナウイルスの影響が大きい1年となりました。感染者数は年末に進み大きく減少しましたが、新たな変異株が発生し連日大きなニュースとなっており引き続き感染症対策が必須となっています。当院は皆様の感染対策のご協力もあり、無事に2021年内の医院運営できましたこと心より御礼申し上げます。2022年も院内の感染対策に努めてまいりますので、患者様にも引き続きご協力をお願いします。
2022年も健康な歯がある幸せをすべての人にお届けできるように、技術の研鑽・最新の機器の導入、活用・医院運営の改善を進めていきます。多くの患者様の幸せのお手伝いができる1年になりますように努めてまいります。
2021年8月大阪・難波になんばアップル歯科が開院しました。
「もうすこし遅くまで診療して欲しい」というご要望を反映すべく、診療時間を変更させていただきます。(詳しくは詳細ページをご覧ください。)
5GVRによる歯科手術遠隔支援の実証実験をなんば院にて行いました。院長林が実証実験に参加しました。
毎年恒例のマナーセミナーをオンライン受講、接遇レベルの改善に努めました。
遠隔受付システムを導入し、非接触での対話を増やし感染拡大の防止に努めています。
感染症対策のため、非接触型検温・手指消毒機を導入しています。
外部セミナーが減少した分、理事長吉見による手技実習を例年より多く行い技術のさらなる向上を目指しました。
2021年1月大阪・梅田に梅田アップル歯科が開院しました。
法人全体では4月に39名の仲間が増えました。
2022年も治療・設備・接遇、全てにおいて患者様が安心して通える歯科を目指し、スタッフ一同邁進して参りますので、本年もなんばアップル歯科をよろしくお願いいたします。
医療法人社団アップル歯科クリニック
理事長 吉見哲朗
なんばアップル歯科
院長 林大智
なんばアップル歯科では、予てより患者様より頂いておりました「もうすこし遅くまで診療して欲しい」というご要望を反映すべく、2022年1月4日より、診療時間を以下のように変更させて頂きます。
お仕事帰り・買い物帰り等にもご利用しやすい診療時間となっておりますので、治療・予防にご利用下さい。
尚、現在頂いております9:30〜11:00のご予約に関しましては、特別の事由がない限り変更なく診療させていただきますので、当院からご連絡がない場合は、ご予約どおりにお越し下さい。
12月迄 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
診療開始 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 休診 |
診療終了 | 18:30 | 18:30 | 13:00 | 18:30 | 18:30 | 17:00 |
1月〜 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
診療開始 | 11:00 | 11:00 | 9:30 | 11:00 | 11:00 | 9:30 | 休診 |
診療終了 | 20:00 | 20:00 | 13:00 | 20:00 | 20:00 | 17:00 |
これまでの9:30〜18:30の診療時間(月火木金)を、11:00〜20:00迄に変更致しましたので、今後は遅い時間のご予約もご活用下さい。
※水・土はこれまで通り9:30〜17:00(13:00)の診療となります。
※祝日診療の日程につきましては診療カレンダーをご覧下さい。
※尚、祝日診療につきましては、9:30〜17:00となりますのでご注意下さい。
※12月30日・31日・1月1日・2日・3日は誠に勝手なから休診とさせていただきます。
医療法人社団アップル歯科クリニック
理事長 吉見哲朗
なんばアップル歯科
院長 林大智
誠に勝手ながら2021年年末から2022年年始にかけて、なんばアップル歯科では以下の通りの診療・休診とさせていただきます。治療中の患者様にはご不憫をおかけいたしますが、休診前はなるべく痛みがでるような処置は控えさせていただきますので、何卒ご理解いただけますようお願いいたします。
2021年12月30日(木)〜2022年1月3日(月)は誠に勝手ながら休診とさせていただきます。
2021年12月20日(月)・21(火)・23(木)・27(月)・2022年1月6日(木)・7(金)は延長診療(9:30〜20:30)を行っております。
〒543-0033
大阪市天王寺区堂ヶ芝1丁目3番27号
大阪府歯科医師会 休日・夜間緊急歯科診療所
TEL 06-6772-8886
https://www.oda.or.jp/medical/
根管治療は、歯の神経を除去する治療です。これは歯髄に達したむし歯により、炎症や感染を止めるための治療で、歯髄を除去して根管をキレイに消毒し、根管内を埋めることで感染を防ぐことが目的です。この治療は、保険適用内で可能です。しかし、ある論文(※1)では、根管治療の保険診療における再治療率は45%〜70%と、決して高くない数値を示しています。
その再治療の確率を減らすことを目的とした治療が自由診療の精密根管治療です。過去の論文(※2)では、しっかり感染対策を行い、精密に行った根管治療の成功率は、初回の場合で、根管治療(病巣なし)が90%以上の成功率(再発を抑えた)というデータもあります。
根管治療の最も恐ろしいのは、再発を繰り返すたびに成功率が下がっていくことにあります。歯の寿命を少しでも伸ばしたいという思いがあるのなら、一度目の根管治療をしっかり行うことをご検討頂ければと思います。精密根管治療は、単に丁寧に根管治療をやるだけではなく、再発のリスクがより少ない治療が可能になる治療であると考えています。
※2)根管処置歯における根尖部X線透過像の発現率(須田 2011年より)
根管治療をした歯に、菌が入って再発したり、取り残しがあって根管の中で感染を起こすと、「根尖病巣(こんせんびょうそう)」という膿袋ができてしまうことがあります。
歯の根に膿袋ができることで、日に日に痛みが増し、中には発狂しそうなほどの痛みを覚える人もおられます。もちろん、そうなると日常生活に支障をきたすこともあります。
また、根管治療はそう何度もできる治療ではありません。治療を行うたびに歯質は薄くなり、歯根は弱くなってしまいます。歯質が・弱くなった歯根は破折といって、ヒビが入ったり、時には割れてしまうこともあり、抜歯せざるを得なくなります。つまり、根管治療を繰り返すということは、大切な歯の寿命を少しずつ削っていくと行っても過言ではありません。
精密根管治療は従来の根管治療に比べ、むし歯再発や膿をつくってしまうリスクを抑えることができる高度な治療で、器具や機材等も制限なく使用できることため高度な治療を行うことができるため、天然歯の寿命を伸ばせる可能性が上がります。
↑写真は根管治療を繰り返して破折した前歯
※1)参考文献
※2)歯内療法はここ十数年で大きく変化した.最先端の歯内療法では,マイクロスコープ,ニッケルチタンファイル,超音波チップ,マイクロインスツルメント,そしてコンビーム CT などを使用することにより,予知性の高い予後を得ることが可能となっている.
従来のレントゲン撮影では2次元(平面)でしか見ることができませんでしたが、歯科用CT(Computed Tomography)を用いることで、骨の3次元(立体的)撮影が可能になります。そのため、歯科用レントゲンでは見えない小さな歯髄管や形状までしっかり把握することが出来ます。
根管治療において「しっかりと見える」ことはとても重要です。マイクロスコープは、肉眼では見えない部分を4〜20倍まで拡大して観察することが可能な、歯科用顕微鏡です。本来見ることのできない小さな歯髄管も、マイクロスコープならしっかり捉えることが可能です。
根管治療において、最も重要なことは、菌が根管内に入らないようにすることです。通常の根管治療は、口腔内に器具を入れて処置を行いますが、このラバーダム防湿をおこなうことで、根管内に唾液が入ることを防ぐことができます。細菌の塊である唾液にさらされた状態で治療をするのと、唾液の侵入を防ぎ、無菌状態で治療をするのでは、結果は日を見るよりも明らかと言えるほど異なります。
一般的な根管治療で、歯髄を取り除く際に使用する「ファイル」という道具は、ステンレス製の物が使用されます。しかし、根管の形状は湾曲しているものが多く、ステンレスのような素材のファイルは、柔軟性の欠如により歯髄管の置くまで届かなかったり、曲がることが出来ずにそのまま歯質に穴を開けてしまう場合もあります。
精密根管治療では、このファイルにニッケルチタンファイルという柔軟性と強度を持ったものを使うため、歯髄管の湾曲に合わせて変形し、奥までキレイに除去することが可能になります。
精密根管治療は自由診療です。そのため、保険診療に比べると費用は安いものではありません。しかし、それでも、毎月多くの方がこの精密根管治療をご希望してご来院されたり、神経を取る処置が必要になったむし歯の患者様も、カウンセリングにてこの精密根管治療を選ばれる方も1名や2名ではありません。
これは、「歯の神経を取る」ということに対するリスクやその後の歯の寿命を多くの方が理解し、歯を守りたいというお考えの方が多くおられることを示していると考えています。
もし、歯の神経を除去する処置が必要なほどのむし歯や外傷を追った際、少しでも抜髄後の歯の寿命を長くする確率の高い治療をご希望でしたら、一度ご相談にお越し下さい。アップル歯科は、歯を抜かないための治療に力を入れています。
歯の構造について考えたことはありますでしょうか?冷たいものが染みたり、虫歯によって痛みが出ることからわかるように、「歯」というものは器官であり、神経と繋がっています。
おおまかに分けると歯は三層の構造をしており、表面のエナメル層・中間の象牙質(ぞうげしつ)の層・歯髄(神経と血管)の層があります。
虫歯は表面の層から進行していくので、表面だけの虫歯は痛みが出ないので気づかない場合があります。これが象牙質を経て歯髄の層まで虫歯が進むと、しみたり痛みがでたりします。ここで大抵の人は「自分は虫歯なんだ」と気づかれて歯医者を受診される場合が多いのですが、神経まで虫歯が到達してしまった場合、歯の神経を抜くことも考えなければなりません。
歯髄(神経と血管)の治療を行うと歯がもろくなってしまいます。木の枝に例えると、木から伸びる生きた枝はしなりがあり強いですが、枯れてしまうと簡単に折れてしまうように、歯も抜髄を行うと寿命が一気に短くなります。
科学的根拠からも明らかで、歯髄の処置がされた歯は処置されていない歯に比べると、歯を失ってしまうリスクが約7倍高いということが研究で明らかにされています。(※1)
ですので、自分の大切な歯を残すためには歯髄を可能な限り残す治療が望ましいと言えます。
※1 RCF teeth had substantially worse survival than their non-RCF counterparts (p<0.001), with a greater effect of RCF status evident among molars than non-molars. Adjusted hazard ratios (95% confidence intervals) for loss of RCF versus non-RCF molars and non-molars were 7.4 (3.2–15.1) and 1.8 (0.7–4.6), respectively.
従来の保険の歯科治療では、抜髄(歯の神経と血管をとる処置)をして、歯の根っこに詰め物をした後大きな被せ物をするしか選択肢はありませんでした。そんな中、なんとか歯の寿命を伸ばしたい・歯髄を残したいというたくさんの方の願いから必死に研究され、注目されているのがMTAセメントです!
虫歯を完全にとりきった後、歯髄の層の表面にMTAセメントと呼ばれる特殊な詰め物をを設置し、最終的にきれいな被せ物を行って治療終了となります。 歯の神経の治療を回避できるので治療回数も格段に減りますし、神経を温存することもできる画期的な治療法です。
人によっては一番大事なポイントだと感じるのではないでしょうか。先ほど示した通り、保険治療では虫歯が神経に到達している時点で根っこの治療に移っていきます。根っこの治療は複雑なので基本的に3〜4回、その後土台をたて被せ物を作っていくためトータルで6〜7回の治療が必要になります。一本の治療だけに3ヶ月以上かかって長かったという経験がある方もいるかもしれません。
MTAを使用した場合、(1)虫歯治療・(2)MTAを使用・(3)被せ物を作る で済みますので3回程度で終了します。根っこの治療が必要ないのでおよそ半分の期間で治療を完了できます。
みなさんのイメージ通り、歯は削れば削るほどもろくなっていきます。従来の治療を行うと、第一に神経や血管の処置をすることにより歯は弱くなり、さらに根っこの治療後の被せ物は一番大きいものを使用するため、それの形作りのために追加で歯を削らなければいけません。歯の寿命を考えると、歯に与えるダメージは少ない方が良いですよね。
これらのメリットはあるものの、MTAを使った治療は自由診療となり、一回の治療でのコストは高くなります。しかし、長期で見てみるとどうでしょう。
有名な歯のサイクルを図にあらわしたものがあります。だんだん虫歯が進行していき、被せ物が大きくなっていって最終的に歯の寿命(抜歯)がくるといったものですが、歯の寿命が来た後はどうなるでしょうか?入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの治療法が挙げられますが、同様もしくはそれ以上にコストがかかるうえ、ご自身本来の歯に比べると人工物であるため100%元通りにはなりません。
歯がなくなった後の治療は難易度も高くより一層のコストがかかってくるので、歯のサイクルを少しでも遅くするためにはMTAを使った治療を受ける価値は高いと考えます。
MTAは全ての症状に対応できるわけではなく、適応できるかどうかも実際に虫歯部分を見てみないと判断ができないため、患者様の要望通りにできない場合があります。また、自由診療になりますので治療費が高くなり、MTA治療の他にも詰め物・被せ物の費用も必要になるので、一般的な根管治療より高額になります。
また、稀にですがMTAを使った治療が一旦うまくいったとしても、場合によっては数ヶ月後・数年後に治療した歯が失活する場合があります。
歯の根の治療において、歯髄の空間をキレイにした後は再び細菌が増えないように封鎖しないといけません。
従来の保険治療ではガッタパーチャと呼ばれる材料で封鎖していました。ガッタパーチャには薬効成分はなくただ詰め込んで封鎖をするだけの材料で、接着性がないのでしっかりと封鎖するのが難しいです。そのためシーラーと呼ばれる介在する材料を共に使用していました。MTAセメントは膨張しながら硬化するため緊密に空間を封鎖することができ、細菌による感染を防ぎます。
ph12と強アルカリ性の性質をもつため、口腔内の細菌のほとんどを死滅することができます。MTAは色々な使用方法がありますが、歯髄保存療法で使用した場合、感染した歯髄を殺菌し健康な歯髄を残すことができます。
長期間体内に存在する材料なので、体に害を与えるものであってはいけません。MTAセメントは長期間の安定性に優れており、生体に対する親和性は非常に高いことがわかっています。また、硬組織をつくる作用もあるので、破壊されてしまった歯質の再形成も期待できます。
私たち歯医者が常に気を付けているポイントとして「湿気」があります。口の中は主に唾液によって湿潤状態に保たれており、これは口の中の健康を保つためには非常に重要なことですが、歯科で使う材料は完全に乾燥した状態でしか最高のパフォーマンスを発揮しないものがほとんどです。歯の治療で歯に風を当てる処置を受けた覚えのある方も多いと思いますが、これは治療部分を乾燥させる意味も持っています。
保険適用の白い詰め物(コンポジットレジン)・被せ物をつける際に使用するセメント類・型取りの材料など…ほとんどが唾液によりパフォーマンスがかなり落ちてしまいます。MTAセメントはその湿気に対して抵抗性があるので、口腔内という状況下でも高いパフォーマンスを発揮できます。
2021年8月27日、アップル歯科では、高速通信「5G」を活用した医療支援を使い、おそらく歯科業界では初となる遠隔支援によるインプラント治療の実証実験を行いました。実際に当院歯科医師が目線カメラにて東京の指導医とVRゴーグルで術野を共有し、支援を受けながら左下6番(仮)の欠損に対するインプラント治療を行いました。
医療用画像表示アプリとオンライン遠隔共有カンファレンスアプリを使って、ソフトバンクの5GネットワークでVR(仮想現実)・AR(拡張現実)映像を送受信することで、高速通信により東京の指導医から手術支援と指導を受けながら、当院院長の林と梅田院院長の丸尾が手術を担当致しました。
※患者様には事前にこの実証実験の説明を行い、安全を確保した上で同意を得て治療に臨んでいます。
STEP1
2021年7月12日 過去のインプラント患者のCT画像を使い、3Dモデルから症例検討を行い、3Dプリンティングされた模型を使い、当院歯科医師が手術の流れをVR上で体験しました。
STEP2
2021年8月18日 今後インプラント治療を受ける患者のCT・レントゲン・口腔内写真を使い、3Dプリンティングされた模型を使ってこれから行う手術のシミュレーション・疑似体験をしました。
STEP3
2021年8月27日 STEP2で行ったシミュレーションを元に、東京の指導医の遠隔支援・指導を受けながら、実際に患者様へのインプラント埋入手術を行いました。
手術は無事成功し、VRとARを使うことで、より専門性の高い処置を患者様に提供できることを実証することができました。「医学は日進月歩」とは言われていますが、実際にこの技術が普及・進化することで、多くの患者様がインプラントを始めとした症例で、より専門性の高い治療ができるようになります。
既に、アップル歯科では、矯正においては光学印象を使った東京の専門医への遠隔での矯正診断も取り入れており、より患者様に優位な治療を提供できるよう、医療とテクノロジーの融合を目指してまいりました。
今後はこのテクノロジーに加え、5Gのような高速通信が加わることで、オンタイムでの遠隔治療や支援が実際の診療に組み込まれることも現実味を帯びてきます。このVRとARをさらに融合させ、MR(Mixed Reality:複合現実)を医療の現場で使うことができるようになれば、例えば東京の指導医が直接医療機器を操作し、大阪の患者様の治療を行うこともできるようになってくるのはないかと考えています。
【矯正】3Dデータを共有して東京の専門医に治療計画を依頼するマウスピース矯正
歯科医師の育成には多くの時間と費用を要しますが、今後はテクノロジーの発展により、指導・教育・治療支援まで医院にいながら専門性の高い治療を学び、体験できるところまで来ています。アップル歯科が掲げる「ずっと、いい歯と、生きていく。」を体現できるよう、より良い治療を患者様に提供し、お口の健康を支え続けるためにも、今後もテクノロジーを駆使した治療の導入を進めてまいります。
今回の治療にご協力いただきしたソフトバンク様、Dental Prediction代表の宇野澤先生、この治療の趣旨を理解し、治療を快諾していただいた患者様、そしてこの治療のために様々な支援を頂いた医療機器メーカーの皆様に深く感謝致します。
医療法人社団アップル歯科クリニック
理事長 吉見哲朗
誠に勝手ながら連休・お盆期間中、当院では下記のとおりの診療とさせていただきます。
2021年8月12日(木)〜2021年8月16日(月)は誠に勝手ながら休診とさせていただきます。
8月9日(月)は祝日ですが、9:30〜17:00まで診療を行っています。
夏季休暇や日曜日に急なお痛み等がありましたら下記「休日歯科急病センター」をご利用下さい。
院長 林 大智
〒543-0033
大阪市天王寺区堂ヶ芝1丁目3番27号
大阪府歯科医師会 休日・夜間緊急歯科診療所
TEL 06-6772-8886
https://www.oda.or.jp/medical/
2021年8月4日、大阪市中央区難波千日前に、兵庫4医院・大阪1医院に続く6つ目のアップル歯科が開院致します。
アップル歯科は「ずっと、いい歯と、生きていく。」をコンセプトに、健康的で美しい歯を末永く保つための予防や治療を提供することを目指す歯科医院です。2004年の創業から17年で、延べ38,000人もの患者様にご利用いただき、アップル歯科の高い診断基準を学ぶ多くの歯科医師を育てることで、成長を続けてきた歯科医院です。
当院の治療は、カウンセリング・診断力・治療の選択肢の3つの特徴があり、患者様としっかりお話し、適切な診査・診断により、より良い治療法を患者様一緒に相談して決めていくというやり方を徹底しています。
これが多くの患者様に受け入れていただき、兵庫・大阪でたくさんの口コミを頂き、ついに大阪2医院目のクリニックを開業するに至りました。アップル歯科は、このカウンセリングを軸とした診療を今後も徹底し、より多くの皆様の「ずっと、いい歯と、生きていく。」を実現するために、今後も研鑽と人材育成に力を入れてまいります。
理事長 吉見 哲朗
このたびは、なんばアップル歯科のホームページをご覧頂き、ありがとうございます。なんばアップル歯科院長の林大智と申します。
私は歯科医師のスタートを、淡路医療センターという淡路島の基幹病院の口腔外科からはじめました。病院の口腔外科は、一般的な「歯医者さん」とは違い、毎日重篤な患者さんや緊急を要する患者さんが列を作り、何とかよくなりたいという思いに対し、必死に応える毎日を送っていました。そんな中私が毎日感じていたのは、このような重篤な患者様は、どうしてこうなってしまったのかということでした。
それを防ぐことができるのは「病院」ではありませんでした。病院は悪くなった人が来るところで、この手前で止められるのは「歯科医院」だということに気づきました。予防をする歯科医院、予防のための治療をする歯科医院、私はそんな歯科医院の歯科医師になるために、このアップル歯科の門を叩きました。
加古川アップル歯科に配属後は、副院長を務めさせて頂き、多くの患者様のお口の健康のお手伝いをさせていただきました。私はこの難波でも、たくさんの患者様のお口の健康のお手伝いをすることで、より多くの患者様の健康に寄与してまいりたいと考えています。
私の治療のモットーは「悪くならないように治す」ことです。もうこれ以上悪くならないように、これから歯で悩まないように、そんな治療をこの難波でご提供できればと考えております。アップル歯科は相談できる歯科医院です。歯でお悩みごとがありましたら、どうぞお気軽にご相談にお越し下さい。
院長 林 大智(はやし・だいち)
2021年8月4日、アップル歯科が大阪なんばに新規オープン!
開業日 | 2021年8月4日(水曜日) |
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診療時間 | 月火木金9:30〜18:30、水9:30〜13:00(初日は17:00迄)、土9:30〜17:00 |
住所 | 〒542-0075 大阪市中央区難波千日前15番15号 BRAVE難波503 |
ご予約 | お電話 06-7777-0200 簡単WEB予約 |
※新型コロナウイルス対策・器材の消毒・滅菌など衛生管理を徹底して診療にあたります。 |
今現在、歯のことで以下のようなお悩みがある方、お気軽ご相談にお越し下さい。
現在の歯を残し・悪くしないことを考えます
【位相差顕微鏡】
お口の中の生きた菌を顕微鏡でその場で確認。むし歯、歯周病リスクを菌の種類や数から予測します。
【歯科用CT診断装置】
顎や歯の精密な断層写真を確認できる低被ばくの歯科用CTとデジタルレントゲンで、見えない部分もしっかり検査。
【歯科用顕微鏡】
肉眼では見えないような根管も、明るい術野で精密に治療することで、「歯を残せる」可能性を広げます。
【iTero 5D】
iTeroはレーザー等により口腔内を直接計測し、咬み合わせや歯の形状、歯並びを立体的にデータとして読み込む装置です。光学式カメラによる印象採得を行うことで、データ上で歯を作り、3Dプリンターやミリングマシンで歯を削り出すことが出来るようになりました。また、見つけにくいむし歯の検知機能や、咬み合わせ・咬合診断など、様々な機能でお口の健康をサポートしてくれる装置です。
気軽に矯正シミュレーション
このiTeroの最大の機能は、マウスピース型の矯正装置による歯列矯正シミュレーションから矯正管理まで、これ一つで行えることです。例えば、気になる歯並びをこの装置で撮影し、シミュレーションの結果「矯正してみたい!」と思ったら、そのDATAに治療計画を加えることで、数十日後にはマウスピース矯正を開始できます。
シミュレーション自体には費用は頂いておりませんので、ご来院のついでに「もし矯正したらどうなるのかな?」と思ったら、お気軽にスタッフまで「歯並びシミュレーション希望」とお伝え下さい。
マウスピース矯正 自由診療40万円(部分タイプ)〜80万円(全顎タイプ)※税込440,000〜880,000円
◎お口の中がどんな状態か3Dでわかります
◎隠れむし歯を見つけてくれる近赤外線画像ならむし歯の早期発見が可能です。
◎デジタル印象にすることでオエッとなる歯型取りなしで歯が作れます。
インプラント治療は歯を失う前と同様に何でも噛めるようになり、また見た目も自分の歯と同じように仕上がります。費用やご要望に合わせた様々なプランをご用意しています。他院で無理と言われた場合でも、特殊なテクニックによりインプラントが出来る場合もありますので、お気軽にご相談ください。
インプラント:自由診療 1歯25万円〜37万円※税込275,000〜407,000円
明るくリラックスできる待合室や、清潔でプライバシーに配慮した個室の診療室、個室のカウンセリングルームで、歯医者にいることを感じさせないない内装です。
他の患者様の視線を気にせずに、歯科医師やスタッフに歯の悩みを相談したり、落ち着いて治療を受けて頂きたいという思いから、内装にもこだわっています。
当医院は治療だけの繰り返しをせず、予防とメインテナンスが受けられる歯医者さんです。検査から始まり、しっかり説明とご相談を致します。悪くなった原因からまず治す原因治療、初期治療を行い、その後のお口の健康が長期的に渡り維持できるようサポートさせて頂きます。
検診・予防歯科、やさしい歯石取り(口腔内除菌)とクリーニングのみの施術も大歓迎です。アップル歯科は予防を第一に考える歯科医院です。
「歯並びが気になる方」「歯並矯正が必要な患者様」には、矯正に特化したカウンセリングを実施しております。カウンセリング自体に費用は頂いておりません。「矯正するかどうか迷ってる」「今はいいけど将来的には矯正したい」など、必ずしも今から矯正をしない場合でも結構です。歯並びについてお悩みでしたらお気軽にご相談下さい。
感染症もしっかり予防
お口の中に入る者は全て滅菌。アップル歯科の滅菌は、人・道具・知識を使い、きちんと滅菌・消毒をして患者様もスタッフも感染させません。安心してお越しください。
アップル歯科の滅菌室では、タービン、コントラ、ハンドピース(治療に使うドリル)、全て滅菌しています。
複雑な器具でも隅々まで高温の水蒸気を行き渡らせ、あらゆる種類の菌やウイルスの滅菌を行えるオートクレーブ。
アップル歯科では、目に見える汚れはしっかり除去、人と機械のダブルの力で清潔を保ちます。
落ちにくい汚れは、超音波洗浄機1秒間に2000回以上の振動させることにより、汚染物を排除します。
滅菌が終ったものは、減菌保存パックに入れて保存し、使用の直前に患者様の前で開封します。
グローブは一人の患者様に1枚以上、紙コップやエプロン、トレーペーパーなどもディスポーサブル製品を使用しています。
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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診療開始 | 11:00 | 11:00 | 9:30 | 11:00 | 11:00 | 9:30 |
診療終了 | 20:00 | 20:00 | 13:00 | 20:00 | 20:00 | 17:00 |
診療情報
休診日:日曜・祝日
他のエリアでもアップル歯科の治療を受けられます