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歯周病治療のQ&A

歯周病治療についてのよくある質問

Q.そもそも歯周病とはどのような病気ですか?
A.歯周病とはお口の中の細菌が出す毒素によって、歯茎が炎症を起こす病気です。歯と歯茎の隙間にある溝、歯周ポケットに細菌がたまることで引き起こされます。
Q.歯槽膿漏と歯周病は別の病気なのでしょうか?
A.同じです。歯槽膿漏とは、重度の歯周病の症状の一つです。軽度歯周病である歯肉炎と重度の歯槽膿漏(歯周炎)をまとめて歯周病と呼びます。歯槽膿漏とは、自覚症状がないことが多く、口臭がひどくなっていたり、歯がグラつくようになって初めて自覚されるケースが多いです。
Q.口臭がキツいのですが歯周病でしょうか?
A.必ずしも歯周病が原因とは限りませんが、口臭は歯周病の症状の一つです。歯周ポケットにたまった細菌は、メチルメルカプタンや硫化水素という口臭の素となるガスを発生させます。そのため、歯周ポケットの細菌が繁殖するほど強烈な臭いを出すことになります。また、歯槽膿漏が進行すると、歯茎から強い臭いを発する膿が出続ける症状が現れます。膿が出るようになったらまずは歯周病の可能性を疑いましょう。口臭が気になるという方は、歯科医院で診療を受けることをおすすめします。
Q.歯周病はどのように予防すれば良いでしょうか?
A.歯周病の予防は基本的に日頃から正しい歯磨きをすることが大事です。ただし、歯ブラシは、歯と歯の小さな隙間まで届かない場合が多いため、歯垢(プラーク)を完全に除去することは難しいのです。歯垢は細菌の塊ですので、放置すると歯周病の原因につながります。また、歯垢は除去されないまま放置してしまうと歯石となってしまって、歯ブラシでの除去は難しいため、歯科医院で歯石取りをする必要があります。
Q.歯科医院で歯石取りを行なった場合、健康保険適用になりますか?
A.歯科医院での歯石取りのみに対して健康保険を適用することはできません。しかし、歯周病検査の結果、歯石が溜まっている、もしくは歯周ポケットが確認された場合は「歯周病治療」の一貫として歯石除去を行うことは可能です。
Q.喫煙者は歯周病になりやすいのでしょうか?
A.喫煙者は非喫煙者と比較して歯周病を進行させてしまう傾向(※1)にあります。

※1)口は、体の中で最初に喫煙の影響を受ける部分です。たばこの煙や成分は、口の中に入ると粘膜や歯ぐきから吸収されます。吸収されたたばこの有害物質は、血管を収縮し、歯ぐきの血流量を減少させます。血液循環が悪化して歯ぐきに十分な酸素がいきわたらなくなると、歯周ポケットの中で歯周病の原因となる細菌が繁殖しやすくなります。

Q.歯周ポケットの深さはどのくらいなら正常なのでしょうか?
A.0.5〜2mmが健康な状態です。歯周病が進行するにつれて歯を支えている歯槽骨が破壊されていくため、歯と歯茎の隙間はどんどん大きくなっていきます。
Q.歯周病はお年寄りの方がなりやすいのでしょうか?
A.免疫力は加齢とともに低下するので、歯周病に感染・進行しやすい傾向はあります。ただし、日頃から適切なブラッシングをしたり、歯科の定期検診に通うことでプラークコントロールができていればリスクは下がります。そのため、若い方でもプラークコントロールができていなければ歯周病が進行する確率は高くなります。
この記事の編集・責任者は歯科医師の林大智です。

歯の根の治療(根管治療・歯内療法)

歯の根の治療とは

歯の根の病気と治療について

歯は体の中で最も硬い部分ですが、歯の中には歯髄と呼ばれる神経や血管が入っている管があります。

歯髄は、歯の根の先で顎の神経や血管と繋がっていて、歯と体を繋いでいるのです。

むし歯が大きくなってきて、歯髄にまでむし歯が広がると、何もしなくても痛みがある、夜眠れないくらい痛い、また歯肉が腫れるといった症状が出てきます。これは歯髄炎、または根尖性歯周炎という病気で、根管治療という治療が必要になります。

歯の根の痛みはとても激しいことも多く、一旦痛みが治まったと思っても夜になるとまた痛みが現れるということもあります。歯の根っこの方に「ズキズキ」するような痛みを感じ始めたら、お早めに治療にお越し下さい。

根管治療のポイント

ポイント1

痛みの緩和

根管治療の1番の目的は、今ある痛みを抑えることです。初診でお越しいただき、お痛みがある場合は、この痛みに対する対処を最優先に行います。

むし歯の大きさによっては、若干傷みが残る場合もありますが、軽減することがほとんどです。その後は痛み止めのお薬でお痛みをコントロールしながら、治療を進めることでお痛みの原因から除去していきます。

ポイント2

できるだけ神経を残します

アップル歯科では、歯の神経にむし歯が近いからと言って、濫りに神経を取る処置を行うことはありません。神経を取った歯は失活歯といい、もろくなってしまいます。ですからできる限り『神経は取りたくない』と私たちも考えています。

まずはしっかりと検査をして、抜髄(神経を撮る処置)が必要であれば、ご説明してご納得頂いた上で抜髄の処置を行います。その際、保険外治療にて神経を残す手段があるようであれば、ご提案させていただくこともあります。もちろん決めていただくのはご自身ですが、当院では歯の神経を残す方法があればご説明することを徹底しています。

ポイント3

食事ができるようにします

むし歯治療の目的は、歯を残すこと、と思うかもしれませんが、それ以上に『しっかり食事ができて健康を保てる』ようにすることが大切だと考えています。

むし歯治療が終わっても歯が残ったとしても力強く噛むことができず、柔らかい物しか食べられなければ、健康を保つことができません。なんでもしっかり噛めるか、ということが歯を残せるかどうかの判断にもなるのです。

ポイント4

再発のリスクを減らします

日本における根管治療の成功率は

  • 根管治療(初回) 80〜90%
  • 再根管治療(再治療)50〜70%

と言われています。

【参考文献】

むし歯の状態によっては治りきらない場合もあるということです。

もちろん私たちは、すべての患者様のむし歯を治したいと思って、一生懸命治療をしています。

アップル歯科では、成功率を高めるため、ラバーダム防湿、ニッケルチタンリーマー、高濃度の消毒液、マイクロスコープ、歯科用CTをご準備しております。

根管治療の治療の流れ

  • 1

    むし歯を取ります

  • 2

    リーマー・ファイルでむし歯が波及している神経を除去する

  • 3

    空になった根管にガッタパーチャという清潔なお薬を詰める

  • 4

    コア(土台)を立てる

  • 5

    被せ物をかぶせる

治療回数は初回の根管治療の場合で5〜10回程度かかります。治療途中で来院期間が空いてしまった場合、細菌が再度繁殖してしまうことが多く、治療がやり直しになることがあります。

その場合、回数は1からスタートになることもございますので、治療は継続して来ていただくことをお勧めします。

歯科医師からあなたに伝えたいこと

根管治療は、神経を取る治療です。神経をとってしまうと、歯の中が空になってしまうため、歯が脆くなってしまいます。その結果治療が終わっていても、歯が割れやすくなったり、むし歯の再発が起こりやすくなります。

歯は約半分の大きさになってしまうと、歯として機能しなくなってしまうため、むし歯が進み派は小さくなればなるほど、いつ抜けてもおかしくない状態になってしまいます。

参考文献:Van Nieuwenhuysen JP,Aouar M,D’HooreW

つまり、神経に達するほどのむし歯ができてしまうと、歯の寿命を短くしてしまうということです。

むし歯ができたかも、と感じたら、すぐに歯医者さんに見てもらい、できるだけ早く治療をしてもらいましょう。それがあなたの歯を健康に保つ、1番の近道です。

この記事の編集・責任者は歯科医師の林大智です。

根管治療についてのQ&A

根管治療についてのよくある質問

Q.根管治療は痛いですか?
A.麻酔がしっかり効いていれば痛みを感じることはほとんどありません。ただし炎症が強い場合、麻酔が効きにくく、痛みを感じることがありますが、その都度麻酔を追加して痛みが出ないよう配慮しています。
Q.夜になると激痛があり、痛み止めも効きません。どうしたらいいですか?
A.夜に痛みが出るのは、歯髄炎の典型的な特徴です。夜間のお痛みに対しては市販薬の痛み止め(用法・用量をお守り下さい)にて一時的に凌ぎましょう。根管治療が必要と考えられますのでお早めにお越し下さい。
Q.痛みはないのに、神経を取る必要があると言われました。本当ですか?
A.虫歯の診断は、患者様の症状、視診、レントゲン等を加味して、歯科医師が診断を行います。症状がたまたま出ていないだけで、その他の検査結果より、神経まで虫歯が達していると診断されることも多々あります。 特に痛みに強い方、数年かけてゆっくり虫歯が進行した方は、痛みを感じないまま神経が死んでしまうこともあります。これを放置すると口臭の原因・歯の変色・膿による骨の吸収など、更に深刻な状況に陥ることがありますので、痛みがなくても早めに治療にお越し下さい。
Q.治療期間中に歯茎が腫れたのですが、大丈夫ですか?
A.治療している神経は根っこの先で顎の骨と繋がっています。虫歯によって神経の中に細菌が入っている状態なので、その細菌が体の中に入ってしまうことはあります。私たちの体は、免疫機能というものがあり、菌が入ってくると、それに対して体が防御反応を起こし、歯茎が腫れることがあります。4割ほどの確率で起こると言われています。一般的に1週間程度で収まりますが、長い方だと1ヶ月ほどかかることもあります。その場合、抗生剤の服用をお勧めしています。
Q.根管治療が終わったのですが、噛んだら痛いです。治っていないのですか?
A.歯の中の神経は根管治療で除去していますが、その神経に繋がっていた顎の神経や、周囲の骨はそのまま残っています。足の骨が折れたら、ボルトで骨を固定すれば治療は終わりですが、痛みが突然なくなるわけではありませんよね。少しずつ歩けるようになり、気づいたら走れるようになるようになります。歯も同じで、治療が終わっても軽い痛み、違和感が続くことがありますが、柔らかいものからゆっくり噛んでみましょう。
Q.歯茎にニキビのような口内炎ができています。歯医者に行った方が良いですか?
A.口内炎にはあらゆる種類がありますが、歯茎から約1cmのあたりにニキビのように白いプツっとした口内炎ができている場合は根尖性歯周炎に罹患している可能性が高いです。レントゲンを取ることで、正確に診断することができます。
この記事の編集・責任者は歯科医師の林大智です。

むし歯の治療

むし歯診断してみよう

むし歯とは

お口の中にはたくさんの菌がいて、その数は500から700種類が少ない人でも1,000億以上と言われています。その中には、無害な菌・体の役に立つ菌もあれば、体の害となる菌があります。その中の一つが「むし歯菌」です。

むし歯はこの①「菌(主にミュータンス菌と言われる菌)」が②「食べかす等の中の糖分を餌」にして、③「菌が作り出した酸によって弱い歯質が溶かされ」、④「時間の経過とともに進行していく」疾患です。つまりこの菌・糖分・歯質・時間の4要素が重なることで発生する歯の病気です。

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むし歯が進行すると

むし歯は、進行する病気です。ある程度進行が始まったら、放っておいて勝手に治ることはありません。「治療が必要」となります。

むし歯の治療は、治療とはいいながら歯を削ってしまうという治療になります。歯は削ると一生もとに戻りません。ですからむし歯にならないように予防をすることが一番ですが、それでもむし歯になってしまったとしても少しの介入(切削量をできるだけ小さく)で治療できるよう、早期発見・早期治療が大切になります。

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むし歯のセルフ診断してみよう

Q1
痛みがある?またはあった?

※セルフ診断はあくまで目安です。「むし歯かな?」と思ったらご自身で判断せず、歯科医院にご相談ください。

むし歯の種類と治療法

ホワイトスポット

歯の表面にできる白い白濁のことを総称してホワイトスポットと呼びます。脱灰(だっかい)という初期のむし歯の可能性もありますが、エナメル質形成不全という歯の表面のエナメル質を上手く作れない病気の可能性もあります。エナメル質形成不全は窓ガラスにヒビが入ってすりガラスのように白くなるのとおなじ原理で、歯が作り上げられる過程で歯の表層にキズができてしまい、白く見えてしまう症状です。体の健康には何の問題もありませんが、見た目の面でコンプレックスに感じる方が多くおられます。

約100人に1人の頻度で現れ、その25%は前歯に現れます。2歳頃までに現れ、原因は諸説ありますが、半分以上が原因不明と言われています(※1)。エナメル質形成不全は見た目の改善を目的とした治療になるため保険診療の選択肢がありません。

ホワイトスポットの治療の選択肢
  • アイコン(薬剤を歯に塗布してほとんど削らない治療)※自由診療
  • ダイレクトボンディング(歯を最小限削って樹脂で埋める治療)※自由診療
  • ラミネートベニア(歯を薄く削り付け爪の要領でセラミックの薄いシェルを貼り付ける治療)※自由診療
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CO(初期むし歯)

虫歯になりかけの状態です。痛みはなく治療が必要なほどの大きさではないので、定期的に経過を見させていただきます。放っておくわけではありません。

それぞれの患者様に適切な歯ブラシや歯磨き粉を提案させていただき、歯磨き指導をさせていただいたり、フッ素塗布を行ったりすることで、虫歯がこれ以上進行しないようにするのです。

CO(初期むし歯)の治療選択肢
  • TBI(歯磨き指導・フロス)※保険診療可
  • フッ素塗布
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C1(エナメル質の虫歯)

エナメル質という、歯の一番外側にある硬い組織にできた虫歯です。症状はほとんどないか、たまにしみる程度です。虫歯ではがなくなってしまった部分に、樹脂の詰め物を詰めていきます。小さい虫歯なので1回で治療が終わることが多いです。

患者様がご自分で気づくことは難しく、歯医者さんでの検診で見つかることが多いです。

C1(エナメル質の虫歯)の治療選択肢
  • レジン修復※保険診療
  • エステティックボンディング(キレイに治したい場合)※自由診療
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C2(象牙質のむし歯)

エナメル質という、歯の一番外側にある硬い組織にできた虫歯です。症状はほとんどないか、たまにしみる程度です。虫歯ではがなくなってしまった部分に、樹脂の詰め物を詰めていきます。小さい虫歯なので1回で治療が終わることが多いです。

患者様がご自分で気づくことは難しく、歯医者さんでの検診で見つかることが多いです。

C1(エナメル質の虫歯)の治療選択肢
  • 補綴治療・インレー(詰め物)
    • パラジウム・コンポジットレジン※保険資料
    • セラミック・ジルコニア・ゴールド※自由診療
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C3(歯髄の虫歯)

歯の一番内側には神経(歯髄)がありますが、虫歯が神経までに及んでいる状態です。暖かいものがしみる、冷たいものが日常生活で困るほどしみる、または何もしなくても痛い、夜眠れないくらい痛い、など強い痛みを感じます。

神経にまで虫歯が及んでいる状態なので、神経を取る治療が必要になります。虫歯の範囲が広いため、治療回数は5〜10回程度かかります。

C3(歯髄の虫歯)の治療選択肢
  • 根管治療※保険診療・自由診療
  • 補綴治療・インレー(詰め物)
    • パラジウム・コンポジットレジン※保険資料
    • セラミック・ジルコニア・ゴールド※自由診療
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C4(歯根の虫歯)

歯には、頭の部分(歯冠)と足の部分(歯根)がありますが、歯冠が全てなくなってしまい、歯根だけになってしまっている状態です。C3の歯髄の虫歯に比べると痛みが少ないですが、決して治っているわけではありません。虫歯が進行し切ってしまい、痛みを感じる神経すら死んでしまっている状態です。

歯を残すことができないほどの虫歯なので、歯を抜かなければいけません。抜いた後は、欠損補綴が必要です。

C4(歯根の虫歯)の治療選択肢
  • 入れ歯(隣の歯にフックをかけたり、粘膜に固定して義歯を固定する治療)※保険診療・自由診療
  • ブリッジ(両隣の歯を削り、支台歯として橋のように欠損部の歯を並べる治療)※保険診療・自由診療
  • インプラント(チタン製の人工歯根を埋入し、その上にセラミック等の歯を被せる治療)※自由診療
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知覚過敏(ちかくかびん)

歯全体がしみるような感覚があったり、アイスなどの冷たいものを口に入れた時に一瞬しみたりするというような症状が見られます。持続性がないことも特徴です。

原因としては、歯ブラシの時間が長い、力が強い(オーバーブラッシング)や夜間の歯ぎしりや日中の食いしばりにより、歯にキズができてしまうことが挙げられます。

適切な歯磨きの方法を学び、食いしばりをしないよう注意していけば、症状が治まってくることが多いです。

知覚過敏(ちかくかびん)の治療選択肢
  • TBI(歯磨き指導・フロス)※保険診療可
  • 薬の塗布・コーティング材※保険診療可
  • マウスピース(ナイトガード)※保険診療可
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※1)発現頻度は,20歳以下の全顎口内法エックス線写真撮影施行症例の約1.1%であった。122症例のエナメル質形成不全の発現形式は,41症例が前歯,犬歯及び第一大臼歯に発現しており,前歯・犬歯に発現したもの31例が続いていた。

内海 潔, 諸井 英二, 古跡 孝和, 清水谷 公成, 安達 泉, 江原 昌弘, 古跡 養之真, 山田 直之(1980) 歯の硬組織形成不全について 歯科放射線 20:(1) 36-43

むし歯かな?と思ったら

むし歯は進行する病気です。放っておくとどんどん歯質が蝕まれ、他の健康な歯にも感染する恐れもあります。また、最悪の場合歯を抜かなければならないこともあります。

むし歯の基本は予防、早期発見、早期治療です。「むし歯かな?」と思ったら、自身で判断せずまずはご相談にお越しください。早めにお越しいただければ治療の期間や費用も抑えられます。

また、むし歯にならないように、なっても最小限の治療で抑えるために「歯科検診」を定期的に受診頂くことも有効です。なんばアップル歯科は歯に何も異常がなくてもご利用いただける歯科医院です。ぜひ予防歯科や検診で当院をご利用いただければと思います。むし歯の治療、予防についての相談もいつでも承っております。ご予約の上ご来院ください。

アップル歯科公式youtubeチャンネルでも、虫歯について動画で解説しております。

この記事の編集・責任者は歯科医師の林大智です。

むし歯治療についてのQ&A

むし歯の治療についてのよくある質問

Q.歯が黒くなっているのですが、歯医者さんに行く必要がありますか?
A.はい、できればお早めにお越し頂いたほうが良いかと思います。むし歯は、一度できてしまうと治療しない限り治ることは100%ありません。できるだけ早く歯医者さんへの受診をお勧めします。
Q.先日まで痛みがありましたが、今は痛みがありません。
A.痛みがなくなったからといって、虫歯が治っているわけではありません。体調や歯磨き状態、神経が死んでしまった場合など、様々な要因で痛みの状態は変化します。そのまま放置すると抜歯や他の歯への感染、歯槽骨の吸収などのリスクも考えられます。歯医者さんでの検査をお勧めします。
Q.そもそもなぜ虫歯になるの?
A.原因は細菌・糖分・歯の質が重なることです。この3つはお口の中から排除することはできないため、常に口腔内にはむし歯のリスクがあることになります。そのうえで、むし歯になりやすいといわれているのが以下の例です。
  • 歯磨きが不十分だと虫歯になりやすいと言われています。
  • 現代人はあらゆるストレスから、ほとんどの方が歯ぎしりをしていると言われています。その力は、強い方では数百キロとも言われており、歯ぎしりを日々繰り返す事で歯が欠けてしまうこともあります。 そこから菌が入り込んでしまい、虫歯が進んでしまいます。
  • 歯並びが悪いと、虫歯になりやすいとも言われています。
Q.保険で白い材料の治療はできますか?
A.できることもあります。虫歯の大きさやできた場所、またお口の中の状態によって、保険内で白くできる場合とできない場合がございます。詳しくは歯科医師にご相談ください。
Q.虫歯の治療は何回で終わりますか?期間はどれくらいですか?
A.虫歯の大きさによりますが、小さい虫歯では1回で終わることもございます。虫歯が大きくなればなるほど、回数や期間は増えると思っていただいて良いと思います。1本の歯に対して、最大15回、期間は半年程度かかることもございます。
Q.虫歯にならない方法はありますか?
A.ご自宅での歯磨き、食生活、歯並び、歯ぎしり、その他の要因に配慮することで、虫歯はできにくくなると考えられています。一度虫歯になったことのある歯は、再発の可能性が高いため、特に配慮が必要です。
例えばクルマを毎日磨いて車庫に置いておくのと、泥がついてもそのままにし、吹きさらしの屋外に置きっ放しにしておくのとでは、どちらの方がクルマを綺麗に保てるか、想像がつきやすいと思います。歯も同じです。それ以上に車と違って歯は買い換えることができません。それだけ大事にしないといけないのです。
Q.歯磨きを一生懸命しているのに虫歯ができやすいです。なぜでしょうか?
A.虫歯ができるのは歯磨きができていないから、と思われる方がすごく多いです。間違いではありませんが、それだけではありません。
例えばボールペンで机を何度も叩いていると、そのうちボールペンが壊れるか机に穴が開いてしまいますよね。お口の中も同じで、上の歯と下の歯がずっとぶつかっていると、そのうちどちらかの歯にヒビが入ってしまうのです。
歯磨きを一生懸命しているのに虫歯ができやすいあなたは、噛む力が強く、歯ぎしりをしている可能性が高いと考えられます。
また、歯磨きで落とせる歯垢は約6割程度と言われています。おそらくいくら丁寧に磨いても100%歯垢を落とせることはありません。落としきれない歯垢がある以上、むし歯のリスクはあるということになります。ですから、定期的に歯科に通い、自身では落としきれない歯の汚れをプロの技術と道具で落としてもらうことがむし歯予防につながらいます。
この記事の編集・責任者は歯科医師の林大智です。

痛くない治療のために

痛くない歯医者を目指して

歯医者さんがキライですか?

歯医者が嫌い・苦手という方、もしかして、子供の頃に行った歯医者さんが「痛かった」「先生が威圧的で怖かった」という経験をお持ちではないですか?
そのせいで歯が痛いのに歯医者さんに行けず、お辛い思いをされている方もいると思います。

また、痛みを我慢しているうちに虫歯が進んでしまい、手遅れになってしまった方もいるのではないでしょうか。

アップル歯科は、そんな「歯医者が嫌い」な方も歯科治療が受けられる歯医者を目指しています。そのために、治療時の痛みを抑えたり、「怖い」と思う要素を減らすような、様々な取り組みを行っています。

歯医者キライになってしまう理由3選

No.1

麻酔が痛かった、麻酔をしたのに痛かった

いくら細い針を使ったとしても、「針を挿入」するわけですから、多少のチクッとする感覚はあります。しかし、麻酔の仕方を誤れば必要以上に痛みを感じてしまうこともあります。また、治療内容や治療時間、虫歯の進行度合によって、適切な麻酔の量、麻酔の種類、麻酔を打つ位置が違うのですが、これを考慮せず、適当な部位に麻酔を打っても治療時に痛みを感じることになります。

それらを歯科医師が適切に判断し、適切な方法で麻酔を打てば、歯科治療のほとんどの痛みは消失が可能で、その麻酔ですらほとんど痛みを感じることなく打つことも可能なのです。

アップル歯科流 麻酔の痛みの抑え方

注射の前に表面麻酔

最初に痛いと感じるのは、針が粘膜に刺さるタイミングです。当院は麻酔を打つ前に、針が刺さる場所の粘膜の表面に表面麻酔というジェル上の麻酔を塗り込んで効き目を待ちます。こうすることで最初のチクッと感を軽減します。

現在最も細い針

アップル歯科では麻酔の注射針に35ゲージという極めて細い針を使用しています。太い針よりも細い針の方が痛みを感じにくいのは当然ですが、針が細い分、麻酔液がゆっくり出てくるので、注入感も感じにくくなります。

痛みを感じにくい部位

耳たぶや肘をつねっても痛くないけど、腕やほっぺをつねると痛いですよね。体にはこのように、痛みを感じやすい部分と感じにくい部分があります。当院ではお口の中でも痛みを感じにくく、且つしっかり効く部位への麻酔を徹底しています。

No.2

「キーン」という治療器具の音が怖い

工事みたいな音がずっとしているのは、なんだか怖いですよね。音への対策として、アップル歯科クリニックの患者様にはイヤホンをお持ちいただいております。ご希望の患者様にはミュージックプレイヤーの貸し出しも行っております。

音楽を聴くも良し、好きなYouTubeをスマホで再生するも良し。一番リラックスできる状態で治療を受けていただけます。

No.3

何をされているのかわからない不安

内科や眼科等の一般的な受診とは異なり、歯医者での治療は最低30分程度かかります。その間見えない状態で、お口を開けっぱなしにするのは不安を感じる方も多くいらっしゃいます。

アップル歯科では、無理やり治療を進めることも、痛みを感じたまま治療を継続することもありません。「どんな治療をするのかしっかり説明をさせていただいた上で、今から○○しますね」とお声掛けをし、それぞれの患者様のペースで治療を進めていきます。

この記事の編集・責任者は歯科医師の林大智です。

治療時の痛みに関するQ&A

治療時の痛みについてのよくある質問

Q.とにかく歯医者が怖いです
A.アップル歯科には、歯医者が怖くて、今まで歯医者さんに通えなかった方が、恐怖を克服して、通えるようになった実績が多くあります。複数の歯科医師が在籍していますので、フィーリングの合う歯科医師と、患者様のペースで治療を進めていきましょう。
Q.高血圧、糖尿病に罹患していますが、麻酔は可能ですか?
A.はい、可能です。ただ、麻酔液の種類、量に制限がある場合がございますので、何かご病気がある場合は必ず教えてください。
Q.全身麻酔や鎮静麻酔は可能ですか?
A.鎮静麻酔のみ対応しております。要予約ですので、ご希望の場合はあらかじめ担当医へお申し出ください。 申し訳ありませんが、全身麻酔は、術前術後の入院等が必要なので、入院施設のない当院では、対応しかねます。
Q.保険治療でも全身麻酔や鎮静麻酔は可能ですか?
A.申し訳ありませんが、自由診療のみのご対応となっております。ぜひご相談ください。
Q.麻酔の後、飲食ができない時間はどれくらいですか?
A.麻酔の量、種類にもよりますが、通常のむし歯治療であれば3〜4時間が一般的です。麻酔の量が多くなればなるほど、持続時間も長くなります。
この記事の編集・責任者は歯科医師の林大智です。

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