なぜ?「治療した歯がしみる」ワケ

HOME > なんばwiki歯ディア > なぜ?「治療した歯がしみる」ワケ

新しい象牙質ができるまで様子を見ましょう

治療した歯がしみるのは治療のミス?

むし歯治療を終えた患者様や、メール相談などで「むし歯を治したはずなのにしみたり痛んだりしますが大丈夫ですか?」という質問を受けることがよくわります。

それはもちろん、多くの人が嫌いな「歯の治療」を頑張ったのに、治療したのに歯が痛むというのは、説明がなければ不安にもなりますし、「もしかしてむし歯の取り残し?」と思ったり、歯科医師のミスなのではないかと疑ってしまうのも仕方がありません。

ですから当院では、詰め物の治療を行なった患者様に、治療した歯についてのリーフレットをお渡しすることで、「しみたり痛むことがある」ということを治療後に説明しております。

まずご安心いただきたいのは、このしみたり痛む理由は治療の方法と歯の構造によるもので、しばらくするとごく自然に治まることがほとんどです。

治療した歯がしみるのは、ほとんどの場合治療のミスではありません。噛んだり熱い・冷たい物を飲んだり食べたりするたびにに、しみたり痛みが出るのはお辛いと思いいますが、まずはしばらく様子を見てください。

治療した歯がしみる理由

現在、歯科の治療の主流としては「ミニマルインターベンション(Minimal Intervention)」という考え方に基づき、最小限に歯を削ることを心がけています。しかし、むし歯ができて、神経を取るまでには至らなかったむし歯でも、ある程度進行が進んだむし歯は、ある程度大きく削らなければならないことがあります。これにはいくつか理由があって、まずはむし歯を取り切ること、そして作った詰め物がしっかり強度を保てるよう、接着しやすい形に形成することなどが挙げられます。

削られた歯は、歯質が薄くなり神経に近くなります。そして神経に近くなった分だけ刺激がすぐ伝わるので、軽い痛みやしみる症状がでやすくなってしまうのです。

しみたり痛むのはいつまで続くの?

削られた歯は、神経を刺激から守ろうとして、歯髄(歯の神経)を囲むように第二象牙質と呼ばれる新しいバリアを作りはじめます。これができるにつれて、次第に痛みやしみる症状は消えていきます。

期間としては、個人差や、歯と神経の距離・削った歯質の量などによって異なりなますが、早い人なら2週間、長い場合で2ヶ月程度かかることが多いです。

最初のうちはご心配かと思いますが、徐々にしみたり痛むことが少なくなったり、症状が軽くなってくるため、気がつけば「痛みが消えていた」と言う場合がほとんどです。もちろん、ご心配な場合は歯科医院に問い合わせたり再度診察を受けるとことも間違った判断ではありません。

金属の歯は痛みがでやすいので注意

特にしみたり痛みが強く出やすい補綴物(詰め物や被せ物)として、金属のものが挙げられます。保険の銀歯や自由診療の金歯がそれにあたります。その理由は金属は熱を通しやすいためで、熱い・冷たいなどの刺激が、薄い歯質を通して神経に伝わりやすくなってしまうためです。

歯を削って金属の補綴物を入れた場合は、熱いものや冷たいものを口にする際、注意が必要です。

セラミックやCAD&CAM冠(保険の白い歯)は、しみたり痛むことは多少軽いですが、出ないというわけではありません。しかし、2次カリエス(むし歯の再発)の再発リスクの軽減や審美性も考えると、セラミックの歯のメリットは大きいと言えます。詰め物については歯科医師としっかり相談して選びましょう。

こんな時は迷わず受診

治療した歯がしみたり痛む原因はほとんどが上記の説明ですが、例外がないわけではありません。可能性としては高くないですが中にはむし歯の取り残しのあるかもしませんし、神経が炎症を起こしてしまった場合もあります。

激しい痛みが続く場合や、何もしていないのに歯が痛い場合などは、神経を取る処置が必要となる場合があります。

ただし、痛みがあるからといって「あの歯医者はヤブだ!」と他の歯科にかかり、「神経をとって欲しい」と自分から申し出るのはお待ちください。痛み止めなどでピークが治まるのを待つことで、数日で痛みが和らいで来ることもあります。歯の神経は、その歯の寿命を保つため、とても重要な役割があります。治療した歯科医師に相談し、ほんとうに抜髄が必要か、診断してもらうことが大切です。

この記事の編集・責任者は歯科医師の福本哲也です。

歯科医師 福本 哲也

略歴
2019年 国立大学法人 北海道大学 歯学部卒
2019年 札幌医科大学付属病院 入職
2021年 アップル歯科クリニック 入社
2023年 なんばアップル歯科 副院長 就任
2024年 なんばアップル歯科 院長 就任
ライセンス
歯科医師免許
麻雀プロライセンス
所属学会
国際インプラント学会 認定医
ITI会員
臨床歯周病学会会員
日本歯内療法学会会員
日本顎咬合学会会員 講演:第43回日本顎咬合学会総会
受講セミナー
SJCDベーシックコース
歯周外科プライベートセミナー
iCEED evening seminarコース
iCEED再生療法ハンズオンコース
クリニカルエンドの実践
エビデンスに基づいたラミネートべニア修復とZr接着ブリッジ治療
FIDI
i6
i6GBRコース
LSGP
GPOレギュラーコース
GPOアドバンスコース
MID-G
なんばアップル歯科の院長
タグ: ,

なぜ?「治療した歯がしみる」ワケ | 公開日: 2022/01/18 | 更新日: 2022/02/22 | by なんばアップル歯科

このページの関連記事

難波駅近くの歯医者
なんばアップル歯科

  • 〒542-0075
    大阪市中央区難波千日前15番15号
    BRAVE難波503
  • お支払いには各種が利用出来ます。

診療時間

曜日
診療開始 9:30 9:30 9:30 9:30 9:30 9:30
診療終了 18:30 18:30 13:00 18:30 18:30 17:00

休診日:日曜・祝日 ※日曜・祝日診療は下記診療カレンダーをご覧下さい。

診療カレンダー

2026年 8月
26
27
28
29
30
31
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
1
2
3
4
5

休診日

日曜・祝日診療

13時迄

アクセス・地図

地図
公共交通機関のご利用が便利です
  • 南海なんば駅 から徒歩1分。南出口から東へ50m、信号渡って左手のビルの5階。
  • 地下鉄御堂筋線なんば駅 E9番出口から南へ徒歩1分
  • 近鉄大阪難波駅 から徒歩10分
  • 大阪シティバスなんばバス停 から徒歩5分

Copyright© 2021 Apple Dental Clinic. All Right Reserved.

Page Top